スマホに液晶フィルムを貼る際に「意外と貼るのが難しい!」と感じたり「1枚しかフィルムが無いから絶対に失敗できない…。」とプレッシャーを感じてしまうことはありませんか?
もしくは、過去にフィルム貼り付け時に失敗してしまい、ネット通販や家電量販店で追加のフィルムを購入したという方も多いと思います。
今回は、スマホのフィルム貼り付けを絶対失敗したくない方のために、スマホフィルムの貼り付けサービスを行っている11店舗を調査のうえ、まとめました。
貼り付けサービスを実施している店舗一覧は下記となります。
- ビッグカメラグループ(ビッグカメラ・コジマ・ソフマップ)
- ヨドバシカメラ
- ヤマダ電機
- ノジマ
- ドコモ
- ソフトバンク
- au
- カメラのキタムラ
- UNiCASE
- AppBank Store
- スマホスピタル
貼り付けサービスについてはヨドバシカメラ等の大手家電量販店から、ドコモなどのキャリア、その他カメラのキタムラ等の店舗まで、貼り付けサービスを行っているお店を網羅する内容となっております。
また、自分自身で失敗せずにフィルムを貼りたい方は、ガイド付きのフィルムだと失敗がありません。
参考までに、iPhoneにはガイド付きフィルムが販売されており、フィルム貼り付けサービスよりも早く・安価に失敗せずフィルムの貼り付けが可能です。
価格も1,100円なのでお試しで買うとしても、気軽に買いやすい価格帯です。
貼り付けサービスの店舗を選ぶポイント2つ
スマホフィルムの貼り付けサービスは、実施している店舗の中でも選ぶ際のポイントがあります。
一番のポイントとしては、店舗を利用しているユーザーが多いと経験豊富なスタッフが在籍しているのでおすすめの選び方となります。
ただし、各選び方のポイントについても注意点等があるので更に詳しく紹介をします。
店舗の利用者の多さで選ぶ
1つ目のポイントは、店舗の利用者の多さで選ぶというのがポイントです。
利用者の多い店舗であれば、ベテランスタッフや、スマホフィルムの貼り付け技術力のあるスタッフが在籍しています。
経験豊富なスタッフに貼り付けを行ってもらうことにより、完璧に仕上げていただくことができるのでおすすめです。
ただし、利用者の多い店舗はフィルム貼り付けの待ち時間が長くなるという懸念事項もあらかじめ把握しておく必要があります。
納得できる価格帯がある店舗を選ぶ
相場に関しては家電量販店とキャリアショップで価格が異なります。
家電量販店の場合、スマートフォンであれば「500円〜1,000円」ほどです。
タブレットならサイズによりますが「1,500円〜」にて承っている店舗が多いことを確認しました。
大手携帯キャリア3社(ドコモ・KDDI・ソフトバンク)の場合は、どのキャリアも1,100円の価格設定となっております。
また、一部の携帯修理店などではフィルム購入時に無料で貼り付けのサービスを行っている店舗もあります。
価格に関しては店舗毎に独自の値段を設定しており、価格設定が異なるため注意が必要です。
家電量販店の貼り付けサービス4つ
- ビッグカメラグループ(ビッグカメラ・コジマ・ソフマップ)
- ヨドバシカメラ
- ヤマダ電機
- ノジマ
家電量販店の店舗では、全ての店舗で貼り付けサービスを実施しているという店舗はありません。
各店舗ごとに貼り付けサービスの可否を決めていたり、ヤマダ電機のように各店舗によって貼り付けサービスの価格を決定している家電量販店もありました。
各家電量販店での貼り付けサービスの可否、価格について更に詳しく紹介します。
ビッグカメラグループ(ビッグカメラ・コジマ・ソフマップ)
6.1インチ未満 | 550円 |
12インチ未満 | 1,650円 |
12.1インチ以上 | 3,300円 |
3つの店舗ブランドの店頭サポートとしてサービスカウンターにて利用できます。
ビッグカメラグループの店頭サポートについては公式サイトで各店舗の状況を確認可能となりますので、お近くの店舗を探してみてください。
また、ビッグカメラに限っては、サービスカウンターが設置されている店舗もあります。
こちらも公式サイト内にてサービスカウンターが設置されている店舗を確認可能です。
ちなみにこれは公式サイト等には記載されていませんが、ソフマップでは持ち込みのフィルムでも受け付け可能です。
Twitter上でもソフマップで持ち込みフィルムの貼り付けサービスを利用したという方が複数名いるので、フィルムにこだわりのある方はソフマップまでフィルムを持ち込むことをおすすめします。
ヨドバシカメラ
サービスメニュー | 対象製品 | 貼り付け価格 |
フィルム貼付 スマホ、小型デバイス | スマートフォン、スマートウォッチポータブルゲーム機、デジタルカメラ、アクションカメラ等 ボータブルデバイス | 1,500円 |
フィルム貼付 タブレット | タブレット キーボード取り外し型パソコン(タブレットPC) | 3,000円 |
フィルム貼付 パソコン | ノートパソコン デスクトップパソコン 液晶ペンタブレット (27インチまでの範囲) | 6,000円 |
公式サイトには明記されていませんが、ヨドバシカメラでは多くの店でサービスを行っており、
公式サイトでは価格もデバイス毎に明確に決められているのが特徴です。
また、使用できるフィルムは貼り付けサービスを実施している店舗で買った商品のみとなります。
貼り付けサービスの実施有無については店舗毎に異なるため、お近くの店舗に
あらかじめ電話で確認する必要があります。
各店舗を調べる際は以下公式サイトよりお近くの店舗を検索するのをおすすめします。
また、ヨドバシカメラの貼り付けサービスを利用する際には注意が必要な点もあります。
スマホフィルムの中でも水を使って貼る水貼り用のフィルムや、スマホの画面サイズに合わせて自分でフィルムをカットするようなカッティングフィルムは貼り付けサービスを利用できません。
水貼り用のフィルムはあまりなじみがありませんが、詳しく知りたい方は以下の記事でも紹介しています。
ヤマダ電機
6インチ以下 | 550円 |
6.1インチ〜10インチ以下 | 1,500円 |
ヤマダ電機については、ネット上に一切の料金説明がありませんでした。
そのため、今回はLABI新宿西口館に電話にて直接確認した際の情報を参考に記載しております。
ヤマダ電機はネットやTwitter等の口コミを確認してみると、500円で貼り付けてくれるという情報があります。
Twitterでは貼り付けサービスの価格についてツイートしている方がいますが、ヤマダ電機の公式サイトには具体的な価格やフィルムの貼り付けサービスに関する記載は一切ありません。
そのため、価格について実際に店舗まで電話をして確認してみました。
「LABI新宿西口館」では6インチ以下は550円、6.1インチ〜10インチ以下は1,500円の価格とのことでした。
また、フィルムの貼り付けに関しては各店舗毎によって価格、実施可否を決めているとのことだったので、店舗で貼り付けサービスを行っていただきたい方は必ず事前に電話で確認をしましょう。
ヤマダ電機の貼り付けサービスについては公式サイトで実施有無が記載されていないので注意するようにしてください。
お近くの店舗については以下のリンクより確認してみましょう。
参考:【ヤマダ電機】店舗一覧
ノジマ
出典:ノジマ公式サイトFAQ
ノジマに関しては、公式サイトにて「有料」とのみ記載されておりました。
価格やフィルム貼り付け可否のサービスについては不明となりますので、お近くの店舗に実施可否や価格について直接確認いただくしかありません。
TwitterではiPhoneのフィルム貼り付けを1,100円で貼り付けてもらったとツイートがありましたが、フィルム貼り付け自体を実施していない店舗もあります。
ノジマの店舗一覧については公式サイトの「店舗案内」ページから確認が可能です。
参考:【ノジマ公式】店舗一覧
大手キャリアの貼り付けサービス3つ
- ドコモ
- ソフトバンク
- au
大手キャリアの貼り付けサービスは、契約者やキャリアの使用者しか利用することはできません。
また、価格自体は各社共に1,100円で足並みを揃えているようです。
キャリアについては店舗の来店予約も可能なので、待ち時間を減らしたい場合は事前に予約しておくとスムーズに作業を進めてもらうことができます。
ドコモ
「フィルム貼付サポート」は、ドコモショップにてご購入いただいたdocomo selectの保護フィルム※1の貼付作業を、ドコモショップスタッフが代行するサービスで、1回あたり1,100円(税込)でご利用いただけます。
引用:ドコモ報道発表資料
ドコモでの貼り付けサービスは、全国のドコモショップで利用可能となっております。
貼り付けサービスの利用には、docomo selectというドコモで販売されている保護フィルムを購入する必要があり、持ち込みフィルムは対応していないので注意が必要です。
docomo selectの対象フィルムについては、対象フィルムの商品画像に「docomo select」の表示があります。
また、対象商品はドコモのオンラインショップで検索することができますので、あなたが今お使いのスマホフィルムが販売されているか事前に確認することをおすすめします。
その他の注意点としては「DOME GLASSフィルム」という全画面フルクリアガラスフィルムは貼り付けサービスの対象外となりますのでご注意ください。
docomoでの貼り付けサービスの支払い方法は、当月の携帯料金と合算かその場での現金支払いか選ぶことが可能です。
各docomo店舗については下記公式サイトよりご確認いただけます。
ソフトバンク
ソフトバンクでは店頭スマホサポートとしてフィルムを貼り付けるサービスを実施しています。
注意点としてはサービスを受ける店頭で購入したフィルムのみとなっているという点です。
また、サービスの内容については全国のショップで受け付けておりますが、一部のお店では非対応とのことだったので合わせて注意をするようにしてください。
一番確実なのは出向く先の店舗にあらかじめ確認をとっておくことです。
ソフトバンク公式サイトの店舗検索にて各店舗の検索ができるのでお店に行く前に確認しましょう。
au
auでは、貼り付けサービスを全国のau Style/auショップ、UQスポット、一部のトヨタau取扱店で受け付けています。
価格は一律1,100円となっており、貼り付けてもらえるフィルムは当日利用する店舗で購入した「au +1 collection」の商品のみです。
サービスの代金は、当月の携帯料金と合わせて請求されます。
auの各店舗については以下公式サイトより検索可能となりますので、店舗に行く際はご活用ください。
その他の貼り付けサービス4つ
- カメラのキタムラ
- UNiCASE
- AppBank Store
- スマホスピタル
その他の貼りつけサービスについては全国展開しているカメラのキタムラ等が店舗へ出向きやすくおすすめです。
また、どの店舗も注意点として店舗で購入したフィルムのみ対応という制約があります。
フィルム貼り付けの依頼を検討している方は事前にあなたが使用しているスマホのフィルムが販売されているか確認するのが確実です。
カメラのキタムラ
出典:カメラのキタムラ公式
カメラのキタムラでは、アップル製品サービス店舗となりますが貼り付けサービスを550円で利用できます。
対象製品はApple製品のみ対応となり、フィルムは店舗で購入した商品が必要となります。
また貼り付けが終わった後に利用者が仕上がりを確認し、ホコリなどがあった場合は貼り直しも可能です。
アップル製品サービス店舗での対応となりますが、貼り付けのみの依頼も可能となっていますのでお近くの対象店舗を探してみましょう。
UNiCASE
UNiCASEの各店舗ではお客さまが長くモバイル端末をご利用いただけるよう、「フィルム貼りサービス」を承っております。
引用:UNiCASE
iPhoneはもちろん、iPadなど大きい端末にも対応しております。難易度の高いガラスフィルムもお任せください!
UNiCASEでは、サービス料金が無料となっております。
デメリットとしては、対応するフィルムの種類が少ないという点となり、フィルムの選択肢が多い方がいいという方には向かないため注意が必要です。
UNiCASEで販売されているフィルムについては公式サイトで確認可能となりますので、公式サイトでフィルムを選んだ上で店舗まで在庫があるか確認するようにしましょう。
参考:UNiCASE公式サイト
参考:UNiCASE店舗一覧
AppBank Store
AppBank Storeでは対象のフィルムの貼りサービスが無料なのです。自分でやるとズレてしまったりホコリが入ったりと、何かと手間のかかる液晶保護フィルムを熟練の技をもつスタッフが無料で貼り付けます。
引用:AppBank 以下同様
AppBankでは、Apple製品限定ですが工賃は無料となっております。
また、店舗で購入したフィルムだけではなく、購入履歴や納品書があればAppBankのWebショップで購入した対応フィルムも利用可能としています。
ただ近年で店舗の閉店が相次ぎ現在では博多マルイ店しか営業していません。
さらにAppBankのアプリをインストールしたiPhoneやiPadをお見せいただければ、「フィルム代」も「貼り代」も完全無料なのです。
またAppBankの公式アプリを見せるとフィルムも無料で貰えると公式サイトに文面がありますが、リンクのURLがエラーとなり接続できないため、現在も貰えるかは不明です。
対応フィルムについては以下の公式サイトで確認できます。
参考:AppBank公式サイト
スマホスピタル
スマホスピタル天王寺店でフィルムをご購入頂いた場合、
貼り付けは無料で行っております!
引用:スマホスピタル
スマホスピタルは、公式サイトにサービス内容について言及は無いものの、各店舗の公式ブログでサービスについて言及している店舗があります。
上記の文面については「スマホスピタル天王寺店」のブログにてサービスの内容について確認した際のものです。
値段は無料としているところが多いものの、一部店舗では500円ほどかかる場合があるので店舗により価格設定が異なります。
価格が気になる人は、出向く予定の店舗まで電話等で事前に確認しましょう。
また、サービスにあたってフィルムの購入は必要ですが、Apple製品だけではなくAndroidにも対応している点がスマホスピタルのメリットです。
スマホスピタルも修理店ではありますが、カメラのキタムラ同様、貼り付けのためだけに来店することが可能です。
貼り付けサービスを利用する際の流れと注意点
貼り付けサービスの流れを4つの手順で紹介
- 機種対応のフィルムを購入する
- サービスカウンターにて受け付けをする
- スタッフの方にフィルムとスマホを預ける
- 貼り終わるまで待つ(15〜30分ほど)
店舗での貼り付けに関しては上記4つが基本的な流れとなります。
店舗によっては名簿に名前を書いたり、整理券を発行する必要がありますが、大体は上記の流れとなります。
フィルム貼り付けのみであればどこの店舗も時間はかかりません。
注意点|全てのフィルムが対応しているとは限らない
まず重要なのは、全ての機種あるいはフィルムが対応するとは限らないという点です。
筆者の経験ですが、曲面ディスプレイ採用の機種のフィルムの貼り付けをお願いして断られたことがあります。
また特殊な張り方をするフィルムや、貼る前にひと手間かかるフィルムなどは受け付けてもらえない場合があるので注意が必要です。
それから貼り付けに使うフィルムは当店舗で購入した商品しか使えない場合があります。
理由は販促の一貫であったり余計なトラブルを避けるためだと思われますが、持ち込んだ商品でもサービスを行ってくれる店舗もあります。
以上の点などは店舗一店一店で異なるので、これらを事前に確認したい場合はあらかじめ問い合わせると確実です。
【まとめ】フィルム貼り付けに自信が無いなら頼む価値あり
スマホのフィルムの貼り付けサービスは、店舗によって受付可否を決めていたり、持ち込みのフィルムが使えないことがあります。
貼り付けを行えない店舗も数多く存在しているため、事前に店舗まで電話連絡をしてサービスを行っているか確認していただくのが確実です。
フィルムの貼り付けは綺麗に貼りつけるのが難しいですが、貼り付けを店舗に依頼すると、1,000円以下で済む店舗が多くあるので、コスパを考えるとメリットはあると言えます。
そのため、フィルム貼り付けに自信が無い方は、お近くの店舗で貼り付けを頼むようにしましょう。
どうしても近くに店舗が無い人に関しては、ガイド付きのフィルムや、塗るスマホフィルムがおすすめです。
また、フィルムが良いという人は「フィルム専門店がおすすめしたいメーカー」というのも存在します。
本当におすすめしたいスマホのフィルムメーカー7社と、失敗しないスマホフィルムメーカーの選び方について別記事にて紹介しているので参考にしてみてください。