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スマホフィルムはいらない?【保護フィルムの必要性を紹介】

「スマホを買う時はいつも保護フィルムを貼ってるけど、本当に必要なのかなぁ?」

このように考える方は少なくないと思います。

ですが、結論から申し上げますと「保護フィルムは必要」です。

たしかに数年前とは違い、最近のスマホは頑丈にできていますし、「ちょっとした衝撃なら液晶に傷なんか付かないんじゃない?」と思われるかもしれません。

ですが、いくら普段からスマホを大切に使っているつもりでも、次のような状況で簡単に傷がついてしまうものです。

  • 小さい砂が付いたスマホを、そのままポケットの中に入れた時
  • アラームを設定したスマホを枕元に置いて、一晩過ごした時
  • せまい満員電車の中で、メールをチェックするためスマホを取り出した時

今回はスマホの保護フィルムがいらないと思っている方のために「保護フィルムを貼るべき理由」をご紹介します。

目次

スマホの保護フィルムはいらない?

スマホを中古で売りたい人は保護フィルムが必要

今後、「使わないスマホを中古やメルカリで売りたい」と考えている方は、保護フィルムを貼っておくことを強くオススメします。

理由は、中古でスマホを買い取りに出す際、スマホ本体の状態が悪いと、査定金額が大幅に減額される可能性があるからです。

多くの中古取扱店では、スマホを査定する時にチェックする項目に「液晶に傷があるかどうか」があります。

スマホ内部のバッテリーや、本体が正常に動作するかなど、必ずしもケアできないところもあるかもしれません。

ですが、最初に目に留まる液晶を綺麗に保つことは難しくないはずです。

「保護フィルムにお金をかけたくない」という人は、100均などの安価なもので構わないので、少しでも液晶を傷から守るように工夫するのが良いでしょう。

参考:コスパ最強?ダイソーのスマホフィルムを紹介【iPhone・Android】

保護フィルムを必要としない人は、別の方法で液晶を保護している

保護フィルムを使わない人の中には、保護フィルム以外の方法でスマホを傷つけないようにしている場合があります。

例えば、スマホを落とさないための便利グッズがあります。

首にかけて使えるスマホストラップや、指を通して片手でスマホが操作できるバンカーリングなど、種類は様々です。

あとは下記方法でも傷がつくのを防いでいる場合があります。

  • スマホの液晶を下向きに置かない
  • 液晶を汚さないように注意する
  • 手帳型のスマホケースを使う

上記のような方法も有効なので、日頃の生活でスマホ傷つけないように工夫することも可能です。

しかし、スマホを使う上で最も触れるところは液晶です。

いくら普段から傷をつけないよう注意していても、ふとした時に見覚えのない傷がついてしまうものです。

何より気を遣い過ぎて、疲れてしまうことが多いでしょう。

保護フィルムを貼るメリット

傷や衝撃から守る

スマホに保護フィルムを貼る一番のメリットが、傷や衝撃から液晶を守ってくれるところです。

とりあえず貼っておくだけで、スマホの液晶を割ってしまった際の修理費用を払う確率をグンと下げることができます。

確かに「保護フィルムを貼る=100%安心」というわけではありません。

スマホを使う際はどうしても爪で引っ掻いてしまったり、手から滑り落ちたりすることが必ずあります。

そういった場合に保護フィルムが貼ってあるのとそうでないのとでは、液晶への負担に大きな差が出ます。

「絶対に傷一つ付けたくない!」という方は、ガラス製の保護フィルムを貼るのがオススメです。

汚れや指紋がつかない

保護フィルムは小さな傷だけでなく、汚れや指紋が付きにくくなります。

スマホは指で操作をするので、どうしても指の油汚れや指紋が液晶についてしまうことがありますよね。

そうなると、画面が見づらくてストレスが溜まります。

そんな方のために、特殊な防指紋加工が施された保護フィルムがあります。

防指紋加工のフィルムを使うことで、指紋や汚れが付きにくく、さらに綺麗な状態をキープできます。

もしもお菓子などを食べながら、スマホの画面をタッチして汚してしまった場合でも、特殊コーティングの保護フィルムなら簡単に汚れを拭き取ることができます。

ブルーライトカット機能

長時間スマホを使い続けると目の疲れも大きくなります。

また、睡眠前にスマホの画面を見るのは睡眠の質が悪くなる原因にもなります。

エレコム株式会社の「スマホの疲れ目」に関するアンケートによると、100人のうち、87人がスマホの使用により目の疲れを感じているとのこと。

今後より多くのスマホ人口が多くなるでしょうし、なるべく目のケアはきちんと行いたいものですよね。

このような方には、スマホから出る光(ブルーライト)をカットしてくれる保護フィルムがオススメです。

また、最近のスマホには、画面の明るさを調整できる設定とは別に画面の色温度を調整できます。

お持ちのスマホにブルーライトカット入りの保護フィルムを貼りつつ、設定で画面の明るさをオレンジ色に調整すれば、目疲れの解消し、質の良い睡眠をとることができます。

のぞき見を防止する

電車やカフェなど、人混みの多い場所でスマホを使う人は多いです。

そのような場面で、自分のスマホが他人に覗かれていないか気になりますよね?

スマホは個人情報の宝庫、写真や動画、家族や友人の連絡先はもちろん、住所やクレジットカード情報など、絶対に他人に見られてはいけないことが大量に詰め込まれています。

そのような方は、のぞき見防止の保護フィルムを貼りましょう。

これを使えば、斜めの角度で見た時に、特殊な加工により画面が見づらくなるので安心。

満員電車に乗った時も、周りを気にせずにスマホを堂々と使うことができますね。

反射防止機能

スマホに保護フィルムを貼らずに使うと、画面が見えにくいと感じることがあります。

理由は、スマホの画面に太陽や蛍光灯の光が反射して見えにくいからです。

スマホの画面に反射防止の保護フィルムを貼ることで、明るい場所でも画面をはっきりと見ることができます。

中には、スマホの画面を鏡代わりに使う人がいるので、反射防止は余計な機能かもしれませんが、カメラアプリで代用できるので問題ありません。

さらに、反射防止フィルムはサラサラとした質感なので、フリック操作がしやすくなります。

  • 外でスマホを使うことが多い
  • ちらついた画面の光が気になる

このような人は特に、普通の保護フィルムではなく、反射防止フィルムを貼るのがオススメです。

保護フィルムを貼るデメリット

貼るのに手間がかかる

スマホに保護フィルムを貼るのは、デメリットもあります。

それは、綺麗に貼るのが大変なことです。

小さなほこりや気泡が入らないように、保護フィルムを貼るのはかなり集中力が必要です。

たとえどんなに綺麗に貼れたつもりでも、わずかなほこりや気泡が入っていることが多いです。

また、液晶だけでなく内カメラやスピーカーなど、保護フィルムを正しい位置に貼る必要があるので、貼るのに慣れていないと以下のような悪循環が起きます。

  1. 画面のほこりや汚れを拭く
  2. 保護フィルムを貼る
  3. 気泡を綺麗に出せたけど、位置が若干ズレているので何度も貼りなおす
  4. 小さなほこりが入ってしまう

上記のように、1から4まで悪循環を繰り返してしまいます。

きちんと貼れるか心配な方は、ガラス製などの貼りやすい保護フィルムを使ってみましょう。

もしくは、スマホフィルムの貼り付け代行サービスを利用するというのも1つの選択肢となります。

参考:スマホのフィルムの貼り付けサービスはどこでやってる?【対象店舗と利用の流れの紹介】

画面の色が変わる

保護フィルムを貼ることで、スマホ特有の色鮮やかさが無くなってしまうこともあります。

特に、液晶の解像度が高いスマホの場合は、フィルムを貼った時とそうでない場合で、画面の美しさに大きな差が出ます。

また、のぞき見防止やブルーライトカットの保護フィルムの場合、画面の色が変わったり、画面が見えにくくなったりする可能性があります。

それに、厚めの保護フィルムを貼った場合、スマホ全体が厚ぼったい印象になって、スリム感が無くなる場合もあるでしょう。

液晶の鮮やかさを重視したい、綺麗な写真や動画をスマホで見る機会が多い方などは、「クリア」「高光沢」と書いてある保護フィルムの購入を強くおススメします。

操作性が悪くなる

保護フィルムの種類によっては、スマホの指触りや感度が悪くなり、操作がしにくくなります。

操作感が悪いと、ゲームがやりにくいので、ストレスが溜まってしまいますよね。

また、保護フィルムを貼ることで、画面と外側のフチに微妙な段差ができてしまうのも気になります。

スマホ本来のつるつる感が好きな人にとっては、保護フィルムの使用はデメリットと言えます。

指触りを優先したい人は、保護フィルムを使用する際、「スムースタッチタイプ」と書かれたものを選びましょう。

それか、保護フィルムを貼る前に、スマホの液晶を触って本来の感触を試し、貼るべきかどうかを判断するのもアリです。

完璧には液晶を保護できない

スマホに保護フィルムを貼ったからと言って、完璧に守れるわけではありません。

確かに、防御性の高いガラス製の保護フィルムは、貼っただけで「これでどんな衝撃を与えても大丈夫だぜ!」と安心するかもしれません。

しかし、いくら頑丈な保護フィルムといえども、アスファルトやコンクリートの前では無力です。

特に、ガラス製保護フィルムは一点の集中的な衝撃に弱いので、スマホ本体は守れても、新しく保護フィルムを買いなおす必要があります。

液晶を守れるか不安な人は、保護フィルム一つで満足するのではなく、手帳タイプのスマホケースや、バンカーリングを併用して使いましょう。

保護フィルムを貼らないと生じるデメリットもある

液晶を傷つけてしまった際の修理費用が高い

「どうしてもスマホに保護フィルムを貼りたくない」という方は、お持ちのスマホをうっかり落としてしまい、液晶が割れて修理に出さなければいけなくなったと考えてみましょう。

携帯会社にもよりますが、スマホの液晶割れの修理保証制度に加入していれば安くて3,000円で修理が可能です。

しかし、液晶が割れているだけでなく操作ができない状態の場合、値段が大きく変わってします。

最悪の場合、保証制度に加入していないと1万〜5万円の修理費用が必要になります。

それに対し、スマホの保護フィルムの値段は最安値だと100円、少し高くても2,000円が相場です。

修理費用を考えると、スマホフィルムを貼るメリットは大いにありますよね。

液晶の汚れや指紋が目立ちやすい

スマホに保護フィルムを貼らないまま長く使用していると、指紋や油汚れ、化粧をされる方はファンデーションなどが付いてしまいます。

さらに、汚れが付いたまま放置すれば、汚れが乾いて固まり、掃除がしづらくなります。

ウェットティッシュで汚れを拭き取れば問題ありませんが、乾いた布などを使って汚れを拭こうとすれば、液晶が擦れて小さな傷になってしまいます。

買ったばかりの新品のスマホを傷つけたくないですよね。

保護フィルムを貼るだけで、簡単に本体の汚れが目立たなくなります。

綺麗な液晶は、綺麗なうちに保護してあげましょう。

悩んでいるなら保護フィルムは貼るべき

まとめとして、保護フィルムを貼ろうか迷っている人は、ぜひ貼りましょう。

保護フィルムを貼ることで得られるメリットはこちらです。

  1. 液晶を傷や衝撃から守ってくれる
  2. 汚れや指紋がつかない
  3. ブルーライトをカットして目疲れを解消
  4. のぞき見を防止してプライバシー保護
  5. 光の反射を防止し、快適にスマホを操作できる
  6. 実際、保護フィルムのデメリットや、割れてしまった液晶の修理費用を考えると、保護フィルムを貼るメリットの方が断然大きいです。

今まで保護フィルムを使ってこなかった人、今後使おうか迷っている人は、保護フィルムの必要性を考慮した上で貼りましょう。

また、保護フィルムには全部で3種類の種類があるので、各特性をしっかりと理解しておくようにしましょう。

参考:スマホフィルム全3種類を紹介【機能は7種類】

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