ガラスフィルムのフチありとフチなしについて、ネット通販等でフィルムを見ていると商品名などでよく見かけると思います。
ただ、この2つの違いについてよくわからないと思っている方も多いですよね。
ガラスフィルムのフチなしについては、スマートフォンの画面部分を保護してくれるタイプのフィルムです。
一方、フチありのフィルムについては名前の通りスマートフォンの画面のフチ部分までカバーしてくれるフィルムのことを指します。
本記事では、2つのフィルムの違いについて詳細をご紹介します。
スマートフォンのガラスフィルムでフチあり・なしの違いは何?
ガラスフィルムは、スマートフォンを大切に使うために欠かせないアイテムです。
スマートフォンのガラスフィルムには、主にフチあり(完全保護タイプ)とフチなし(通常タイプ)の2種類があります。
ガラスフィルムを購入する際は、フチあり(完全保護タイプ)とフチなし(通常タイプ)の2種類について解説します。
フチあり(完全保護タイプ)ガラスフィルムの特徴
フチありタイプはスマートフォンディスプレイの端をしっかりと覆うタイプで、角割れに強い加工が施されています。
また、エッジ加工も施されているので、指が引っ掛かり不安になりにくいです。
スマートフォンのノッチ部分をカバーできるタイプで、アッパースピーカーのみカバーしていません。
正確なラウンドエッジ加工は、引っ掛かりを感じることなく側面からの衝撃を和らげる効果もあります。
フチなし(通常タイプ)ガラスフィルムの特徴
フチなし(通常タイプ)ガラスフィルムはスマートフォンに切り欠きのないガラスフィルムです。
フチありタイプに比べて画面だけを保護するので、ケース装着時の邪魔になりません。
ややスリムで、横から見るとフィルムの厚さが薄いのが特徴です。
フチあり(完全保護タイプ)ガラスフィルムのメリットは2つ
エッジとセンサーも保護されている
通常のガラスフィルムとは異なり、フチあり(完全保護タイプ)ガラスフィルムは、FaceIDのセンサー部分とカーブしたエッジ部分をカバーするタイプです。
エッジ部分はスクリーンと同色のブラック素材を使用しているものが多く、見た目の面で自然に見えるように工夫されています。
一見何も貼り付けられていないような美しいデザイン
フチあり(完全保護タイプ)ガラスフィルムはデザイン性が良く、見栄えが非常に良いというのもメリットの1つです。
また、画面の隅々まで完全に保護されているという安心感があります。
フチあり(完全保護タイプ)ガラスフィルムのデメリットは3つ
貼り付け位置がずれると画面表示部が黒い枠で覆われる可能性がある
フチあり(完全保護タイプ)ガラスフィルムを貼り付ける時に場所や位置が不用意に少しずれると、画面の形状に違和感が出てしまいます。
細かい箇所が気になる方は、フチありフィルムを貼り付ける際に細心の注意を払わなければいけません。
ケースに干渉する可能性があります
画面内部を保護するケースと組み合わせて使用すると、ケースとフィルムが干渉します。
ケースとフィルムが干渉すると、フィルムの密着性が悪くなり空気が入り込む可能性があるので気を付けましょう。
ほこりが裏側に溜まることがある
フィルムの端が画面にくっつかないと、画面とフィルムの間に隙間ができてしまいます。
その結果、ほこりや汚れが溜まりやすくなってしまうという懸念点が出てきます。
フィルムとスマホ画面の隙間にほこりが溜まってしまう場合があるということを認識するのが良いでしょう。
フチなし(通常タイプ)ガラスフィルムのメリットは3つ
近接センサーを覆わない
通常のフィルムの場合、画面の表示部分のみがカバーされているため、FaceIDなどに使用されるセンサーはカバーされていません。
センサーは何も覆われていないので、センサーの誤動作の心配がなく、安心してご使用いただけます。
ほこり・ゴミがたまりにくい
フィルムの端が画面にぴったりと密着しているので、ほこりや微細なゴミの付着がありません。
よくあるラウンド加工のようなフィルムですと、画面のフチ部分からフィルムが浮いてきてしまう場合があります。
ケースへの干渉が無い
フチなし(通常タイプ)ガラスフィルムは、スマートフォンの液晶ディスプレイ部分のみを保護できるガラスフィルムの一種です。
フチありタイプよりも保護できるパーツは少ないですが、余分な色のパーツがないため、スマートフォンの美しさをそのままに保てます。
また、スマートフォンケースの取り付けに支障をきたさないというメリットもあります。
フチなし(通常タイプ)ガラスフィルムのデメリットは2つ
エッジ部分に傷がつく可能性がある
完全に保護されていないため、保護されていない部分に擦れ」た当たりの傷がつく可能性があります。
画面の端とセンサー部分の湾曲した端がフィルムで覆われていないため、その部分に傷がつく危険性があることです。
ただ、iPhoneの画面は頑丈なガラスでできており、保護されていない部分はほとんど触れられないので、気にする必要はないと思います。
人によってはフチなしフィルムは物足りない
外から見た見栄えや、外観は黒のラインでデザインを引き締められない点で、フチあり(完全保護タイプ、フルカバー)よりも見劣りを感じる人も中にはいます。
そのため、フチなしフィルムだと少し物足りなく感じてしまう方もいると思います。
フチありとフチなしはどっちがおすすめ?
「フチあり(完全保護タイプ)ガラスフィルム」を使うとデザインや引っかき傷を防ぐことができますが、位置合わせが正しくないと画面の表示部分やセンサーが覆われたり、ケースに干渉したりする場合があります。
そのようなときは「フチなし(通常タイプ)ガラスフィルム」を買う方が安全です。
また、普段ケースを装着しないで使用する方は全面を保護してくれるフチありフィルムがおすすめです。
まとめ:フチなしとフチありフィルムの違い
フチなし(通常タイプ)ガラスフィルムとフチあり(完全保護タイプ)ガラスフィルムの特徴と違いをまとめました!
フチなし(通常タイプ)ガラスフィルムはシンプルでトラブルが発生しにくいです。
センサーやエッジを避けて貼っているので、センサーの誤動作やケースとの干渉を引き起こしにくいフチなし(通常タイプ)ガラスフィルムをお勧めします。
見た目もフチなし(通常タイプ)ガラスフィルムは自然な感じで、フィルムが付いていないようなデザインが魅力ですね。
表面全体に保護ガラスを貼り付けたい場合は、黒のエッジが薄く、少し小さめで誤動作しにくいフチあり(完全保護タイプ)ガラスフィルムをお勧めします!
フチなしとフチありのフィルムの特徴をよく理解して、あなたのスマホフィルムを選ぶようにしましょう。