ノマドワーカー必見、新料金プラン「povo2.0」でテザリングを活用しよう!
auやUQモバイルでおなじみのKDDIですが、
2021年3月に新料金プランとして「povo」が登場し、自分にあったプランをカスタマイズできたり、無料で使えるテザリングがあるとのことで、評判を集めていますが、実際のところ通信速度や範囲は確保できているのか、使用感が気になるところですよね。
この記事では、povo通信状況や各料金プランについてやテザリングの使用方法や注意点をまとめてみました。
povoとは?
povoはauが展開する新料金プランです。
通信網はau回線を利用しており、どんな場所でも高品質で安定感のある通信を利用することができます。
申し込みから手続きは、実店舗がなく、すべてオンライン限定のサービスになっています。
また、eSIMにも対応しており、いちいちpovo用SIMカードを取り寄せることなく、
直ぐにサービスを開始できるのは嬉しいポイントですね。
(povoを申し込みしてから1時間以内に利用が可能です。)
どんな人におすすめ??
どんな人にオススメできるサービスなのか。
まずは、料金プランについてみていきましょう。
一般にスマホの回線には基本料金がかかります。
例えばauのプランで代表的な「使い放題MAX 5G ALL STAR パック」がありますが、
基本料金は税込み月額7,678円となっています。
povoはこの基本料金がかかりません。
え、タダなの!!?
そうなんです。
povoでは基本料金基本料金が一切かからない代わりに、
自分の利用状況に応じた追加プラン(トッピング)を選択することが可能です。
povo2.0では次のようなトッピングが用意されています。
データトッピングの種類詳細
1)データ使い放題 (24時間) | 330円(税込み) |
2)データ追加1GB(7日間) | 390円(税込み) |
3)データ追加3GB (30日間) | 990円(税込み) |
4)データ追加20GB (30日間) | 2,700円(税込み) |
5)データ追加60GB(90日間) | 6,490円(税込み) |
6)データ追加150GB(150日間) | 12,980円(税込み) |
※)テザリンク費用 | 0円 |
トッピングをせずに0円で使用すると、最大128kbpsで使用できます。
なお、180日以上トッピングをしないと利用停止や契約解除になる可能性があるので注意が必要です。
povoを利用する方は以下の2つに該当する方がおすすめだと言えます。
①データ使用量が少ない人
データ使用量をあまり使わない人にとっては、6ヶ月に一度の330円(データ使い放題24時間)のみの購入になるので、無駄な通信量の出費を抑えることができる。
②データ使用量が多く、通信量がその時々によりかさんでしまう人
テザリングを日常的に利用される方や、複数端末を利用する方は、月々によって使用量が大きく異なる場合があります。povoでは必要な分だけプランを追加できるトッピング制なので、月単位にとらわれずに安定した通信量と超過料金を心配することなく利用することができるのです。
気になる通信エリアと速度について
通信エリアについて
povoは非常に価格が安いので、「通信サービスエリアがauに比べて狭いのでは?」と心配になりますね。しかし、安心してください!
povoはau回線を100%使用しているので、4Gや5Gエリアもauと全く変わらないのです。
3G回線/5G回線の対応は?
3G回線は非対応となっております。が、3G回線はpovoに限らず、
MON3代キャリアも全てサービスを終了すると言われています。
(※KDDI「CDMA 1X WIN」2022年3月に終了)
また、5Gは2021年9月14日より対応を開始ししているようです。
なんとpovoではSIMの交換や追加料金なしで5Gを利用することが可能です。
※ただし、5Gを利用するためには5G対応端末が必要です。
端末側が5Gに対応していない場合はpovoの4G回線しか使えません。
povo1.0対応端末およびpovo2.0対応端末ページから、動作確認がされている機種を確認できます。
通信速度について
まって、auと回線が同じってことは、もしかして通信速度も一緒なの??
そうなんです!回線速度も本家auと全く一緒なのです。
「みんなのネット回線速度」では、ダウンロードの平均速度が「62.26Mbps」、
アップロードの平均速度は「11.11Mbps」という結果でした。
また、他の格安SIMと比べると、以下のようになっています。
ダンロード | アップロード | |
povo | 62.26Mbps | 11.11Mbps |
UQモバイル | 44.65Mbps | 9.4Mbps |
ahamo | 83.91Mbps | 13.29Mbps |
LINEMO | 41.56Mbps | 11.89Mbps |
ワイモバイル | 51.02Mbps | 12.0Mbps |
ONCモバイルONE | 54.07Mbps | 11.1Mbps |
他の格安SIMと比べてみると、ahamoに次いで速度が速いことが分かりました。
また、同じau回線を利用しているUQモバイルと比較をすると、povoの方が速いのは不思議な感じがじますね。
テザリングを活用して快適なノマドワークを!
povoはテザリングが無料!
基本プランも安い、通信速度や範囲も問題ない、
テザリングの追加費用もないノマドワーカーにとってはとってもお得なプランに感じますよね。
それでは、povoのテザリングの開始方法、povoのプランやオプションの内容を詳しく見ていきましょう。
テザリングを利用するには申し込みが必要?
povoのテザリングに申し込み等の申請は一切必要ありません。
povoを利用開始してから、すぐにテザリングの機能が使えるようになります。
内容やオプションについて
povoのプランは基本料0円で利用できます。
povoのプランでテザリングするとき、テザリングできる通信量の上限はありません。
テザリングはトッピング(オプション)でも利用でき、大容量のデータ通信をするときでも可能です。
お得な使い方について
もし、屋外などのwifiがない環境で動画を見たい、大きなファイルを転送したいなどの
大量のデータを使う機会があれば、「データ使い放題24時間」の活用をお勧めします。
330円(税込)で24時間ずっと使い放題が可能だからです!
使い放題できるのは24時間限定ですが、追加料金がとてもリーズナブルなので、様々な活用方法を見つけられそうですね。
ちなみに、他社の追加料金は以下のようになっています。
キャリア | 1GB |
au | 1,100円 |
docomo | 1,100円 |
ソフトバンク | 1,100円 |
※三大キャリアMNOでは一律1100円のようです。
24時間使い放題が330円で利用できるのに対して、
たった1GBで1,100円はとても高く感じますね、、。
注意すべきこと
バッテリーについて
テザリングは通信を送る端末(wifiみたいなもの)になるので、通常の利用よりも多くのバッテリーを消耗します。私もよくテザリングを利用することがありますが、思ったより早くバッテリーが切れてしまうことがあるので、こまめに充電することをお勧めします。
セキュリティへの配慮
テザリングのシステム上、セキュリティに注意を払う必要があります。
近くにいる人にインターネットの共有を許可している状態なので、不正アクセスを防ぐよう気を配りましょう。
テザリングをオンにしている場合は、必ずパスワードを設定してください。
テザリングが終わったら、インターネットの共有をオフにするようにしましょう。