iPadにガラスフィルムが必要かどうか、あなたが悩んでいるなら下記2つことを想像してみてください。
- いずれiPadを売却しようと思っている人
- ペーパーライクな書き心地を求めている人
上記に当てはまる方はiPadにガラスフィルムが必要な人です。
逆にiPadにガラフィルムが不要な人は「iPadのデザイン性や操作性にこだわる人」や「本体全てを保護するケースを使っている人」等が挙げられます。
iPadにガラスフィルムが必要か悩んでいる人のために、ガラスフィルムが必要な人・不要な人の特徴を5つずつご紹介します。
iPadにガラスフィルムは必要か？
iPadを入手後、すぐにガラスフィルムを貼り付ける人もいれば、そのままの状態で使い始める人もいます。
ガラスフィルムが必要か否かは、それぞれの使用方法やiPadとの付き合い方、そして好みによって左右されるため、どちらが正しいということはありません。
大切なのは自分にとって適した選択をすることであり、特に必要性を感じないようなら無理に貼り付ける必要はないアイテムです。
逆にフィルムを貼るべき理由がある人は、積極的に活用しましょう。
iPadにガラスフィルムが必要な人の特徴5つ
画面をキレイに保ちたい人
できるだけ画面のキレイさを保ちたいという理由で、ガラスフィルムを用いる人が多いです。
指でタッチ操作をすると皮脂汚れがベタベタと付いてしまい、たくさんの指紋で画面が汚く見える原因になりますし、仕事で人に画面を向ける時に気になってしまうという人もいるでしょう。
そうした不便を解消するのがガラスフィルムの役割のひとつで、指紋防止加工の機能があるものなら汚れが付きにくくなり、汚れが気になった時にも簡単な拭き取りでキレイさを取り戻せます。
画面割れリスクを減らしたい人
不意に落下をさせたり、ぶつけてしまった時に画面が割れてしまうことがあります。
このようなトラブルを回避したい人は、ガラスフィルムの使用が適しています。
一定の保護性能を備えており、衝撃が加わった時にもフィルムが割れるだけの被害で済む可能性が高いです。
もし本体の画面が割れた場合は、高額の修理費用や日数が掛かります。
無用な出費やiPadが使えない期間が発生することを考慮すると、ガラスフィルムでしっかりと画面を保護しておいた方が得策と言えるでしょう。
ペーパーライクを好む人
iPadの使用者の中には、付属品のApple Pencilをセットで使う人も少なくありません。
メモや文章を書くほか、細かな表現も得意とすることで絵を描く用途としても人気です。
ただ、ツルツルとした画面ですと文字やイラスト作業をやりにくく感じられることがあります。
そこで人気を博しているのが、いわゆるペーパーライクフィルムです。
適度な摩擦があることで紙のような使い心地になります。
以前はTPU素材の物が主流でしたが、ガラスタイプも登場しており、ガラス素材にこだわりたい人も選択しやすいでしょう。
画面のギラギラが気になる人
画面反射が気になる人も、ガラスフィルムの使用が適しています。
iPadの魅力のひとつが高級感で、艶のある画面の光沢も上質さを生み出すのに一役買っています。
しかし、強い光沢感は画面の見づらさに繋がるというデメリットがあり、長く画面を見ていると疲れる、蛍光灯や太陽光の反射が気になるという人も中にはいるでしょう。
反射防止加工がされたガラスフィルムを使うことで光の反射が抑えられ、画面の視認性を向上させることができます。
高く売却をしたい人
iPadは中古市場でも人気が高く、古いモデルでも高額で売買されることは珍しくありません。
手放す時にできるだけ高く売りたいといった希望を持つ人には、ガラスフィルムの使用が打ってつけです。
ショップに売却をする際には画面のコンディションをチェックされますし、フリマアプリやネットオークションなどで売る際にも画面のキレイさを確認する質問を受けることがあるでしょう。
それだけ画面の状態を気にする人が多く、売却価格にも大きく影響を与えます。
ガラスフィルムを貼り付けてキレイに使うことで、それがアピールポイントにもなり、結果的に高値での売却も実現しやすくなるでしょう。
ガラスフィルムが必要ない人
ありのままにこだわりたい人
元々iPadはフィルムを使用せずとも快適に使用できるよう、開発設計がされています。
傷付きが起こりにくく割れにくい画面の採用で、よほど不適切な使い方をしたり、不意に強い衝撃を与えたりしない限りは、キレイなコンディションを維持してくれます。
そのため、特に心配がない場合は無理にガラスフィルムを使用せずとも良いと言えるでしょう。
フィルムによる外観への影響もないため、iPadの魅力である造形美を存分に楽しむことができます。
操作性に影響を出したくない人
わずかばかりも操作性を悪くしたくない場合は、ガラスフィルムなしが適しています。
多くのフィルム製品は、操作への影響を最小限に留める設計となっていますが、それでもタッチ感度が悪くなったように感じるという人もいます。
特に細かな作業を頻度高く行う方からすると、少しのレスポンスの悪化も気になってしまいがちです。
一度はフィルムを貼ったものの結局剥がしてしまったなど、性能への影響を煩わしく感じる人はフィルムレスの素の状態が最も気持ち良く使えるでしょう。
保護ケースを使っている人
本体を画面ごと保護するケースを使っている人は、ガラスフィルムを必ずしも必要としません。
カバーが画面を保護する役割を持ちますし、カバー裏には画面保護の素材が用いられているものが多く、内側の擦れも起こりにくいです。
カバー付きの保護ケース自体が傷付きや汚れ、そして落下リスクに備えられるアイテムですので、さらなる保護性能を求めない限りは、別途ガラスフィルムを使用する必要性はあまり高くないと言えるでしょう。
フィルムのフチ汚れが気になる人
ガラスフィルムを貼っていると、フチに汚れが溜まってしまうことがあります。
薄型設計のフィルムが大半とはいえ、貼り付けた後はわずかな段差が生まれてしまい、そこへ繊維汚れやホコリなどが溜まるからです。
画面自体はキレイでも、それが却ってフチ周りの汚れを際立たせてしまうことがありますし、一度フィルムを?がさないと細かく手入れを行うのも難しいでしょう。
一日使った後にはしっかりと拭きあげてからしまっておきたいという人からすると、フィルムなしでの運用こそが好みに適いやすいでしょう。
フィルムにお金をかけたくない人
ガラスフィルムは本体の画面を代わりに守ってくれるアイテムですので、次第に劣化も進んでいきます。
特にガラス素材の場合は欠けたり割れるリスクがあるほか、細かな傷や汚れが気になり、その都度買い替えを行う人もいるでしょう。
iPad用のガラスフィルムの主要な価格帯は1,000円〜2,000円ほどで、特別に高価なアイテムというわけでもありません。
ただ、何度も貼り直す場合はその分のコストが嵩むため、あまりオプションにお金をかけたくない場合は無理に買わずとも良いでしょう。
とはいえ、画面修理が必要になった時にはさらに高額の費用が発生することも考えられるため、損得を計算して判断することも必要です。
iPadのガラスフィルムは用途や好みで判断しよう
ガラスフィルムはただ貼り付ければ良いというものではありません。
貼り付けることのメリットや、貼らないことのメリットがそれぞれにあります。
つまり、ガラスフィルムを貼るか貼らないかは、各自の用途や好みによって変わってくるということです。
フィルムを貼らなければ後々のコンディションに影響を与え、中古としての価格が落ちてしまいます。
フィルムを貼ればiPad自体の使い心地や、Apple Pencilの書き心地など、機能面にも関係してきますし、貼付の有無でiPadとの付き合い方も変わってくるでしょう。
今回ご紹介した特徴を見比べて、どちらが希望に合致するのか、自身の考えと相談をして適した選択を行いましょう。
また、フィルム以外の選択肢として「塗るスマホフィルム」というフィルムも存在しています。
フィルムを貼る自信の無い方、フィルムの存在感が気になる方にはおすすめのフィルムとなります。
