motorola edge 50 proに保護フィルムは必要?
おすすめフィルムと選び方
motorola edge 50 proの液晶画面について
近年のスマホは画面の耐久性が上がっている為、フィルムを貼らずに使用しているという方も多いのではないでしょうか。今回は「motorola edge 50 proに本当にフィルムが必要なのか」をご紹介させていただきます。
調査によると、motorola edge 50 pro のカバーガラスは、「CORNING® GORILLA® GLASS 5」を採用しているとのことでした。
Gorila Glassとは耐傷性に優れたCORNING社のガラスの事で、初代iphoneの時代から現在にいたるまで数多くのスマートフォンやタブレット、ディスプレイなどにも使用され、世界最大のシェアを誇っています。(引用:コーニング社会社概要)
長年愛されているGORILLA® GLASSの強度は年々各段にあがり続け、割れにくくなってきています。特にCORNING® GORILLA® GLASS 5は競合品と比較して最大4倍の耐久性を誇っています。その為「画面に耐傷性があるから、安心してフィルムをつけない」という方が一定数いるのも頷けます。
ですが、「耐傷性があるなら」と液晶任せにして、安心してしまうのは時期尚早かもしれません。実はこのCORNING® GORILLA® GLASS 5は2016年発売であり、下記の表から見ても分かる通り、古いガラス素材になる為、最新のゴリラガラスに比べ硬さは劣ってしまいます。
ゴリラアーマー:2024年発売
ゴリラガラスVictus2:2022年発売
ゴリラガラスVictus:2020年発売
ゴリラガラス6:2018年発売
ゴリラガラス5:2016年発売
ゴリラガラス4:2014年発売
ゴリラガラス3:2013年発売
ゴリラガラス2:2012年発売
ゴリラガラス:2007年発売
「2016年であれば、そこまで古くはないのではないか」そういった意見もあるかと思います。ですが、スマートフォンの進化軸で見てみると、今は当たり前に携帯に搭載されている防水機能。この機能は搭載されたのは実は2017年なのです。
つまり、CORNING® GORILLA® GLASS 5は防水機能が発表されるより以前に開発されたガラスなのです。(iCracked Store調べ)そう考えると、2016年に製造されたというのは古いと感じないでしょうか。
スマホ本体のカバーガラスは前述で述べた通り、確かに頑丈なのですが、完全な保護を保証するものではないため、個人の使用状況に応じて追加の画面保護対策を検討することも重要です。
motorola edge 50 proにフィルムは必要?
motorola edge 50 proを使う際に、画面の割れや日常的な傷が気になるのは当然です。特に、スマホを落として画面を割ってしまった経験がある人や、割れた画面を見たことがある人は、そのリスクや悔しさがよくわかるかと思います。
しかし、motorola edge 50 proに保護フィルムが本当に必要かどうか、迷っている方もいるかもしれません。
特に、まだ画面を割ったことがない方にとっては、「カバンの中で画面が傷ついた」「ポケットから取り出す際にスマホを落とした」「思わぬ場面で地面にぶつけてしまった」といった事態は想像しにくいかもしれません。
スマホの性能が年々上がっている中、「フィルムはいらない」といった意見も見られるようになりましたが
motorola edge 50 proに関しては、フィルムを貼り付けることを推奨します。
その理由は次の3点です。
motorola edge 50 proに保護フィルムが必要な3つの理由
①スマホトラブルで一番多いのは「破損・水没」!約5人に1人が経験※
KDDI社の行ったスマホトラブル実態調査※によると、40代男性では約5人に1人(18.7%)が破損・水没の経験があると答えています。
これは決して少なくはない数字であり、かつ、誰もがいつ体験してもおかしくない事だと分かります。
また、上記の調査ではスマホを無くしてしまうこともトラブルに含められていますが、
紛失の携帯トラブルはわずか3.2%で、破損に関しては紛失の約3倍も多く発生しているワースト1位のトラブルなのです。
破損であれば修理で治る事もありますが、修理中にデータがなくなってしまう事もあります。
実際に全国展開をしている修理会社、「スマホレスキューゴーリペア」は
「壊れた箇所のみを修理する対応は稀で、ほとんどは初期化され、データが消えてしまう」と述べています。
つまり、データがなくなってしまうという問題は、紛失だけに起こりえることではなく、
破損でも十分起きえるスマホトラブルなのです。
②本体が大きくなり重量が増し、落下ダメージが大きくなっている。
過去のmotorola シリーズなどに比べてガラスの素材が進化しているとはいえ、完全に割れや傷つきを防止するわけではありません。さらに、機種には重さやサイズなどのスペック情報を目立たせたいという観点から、本体のガラスは限りなく薄く設計してあります。
また、「ガラス強度が◯◯倍」というキャッチコピーが使われることがあります。
これは新品時のガラス強度ですので、スマートフォンを使用しているうちに
ガラスに目に見えないような小キズが入っていけば、当然ですが強度は落ちていってしまいます。
Googleが運営するメディア「Android Magazine」では以下のように記載されています。
ただしスマホを落とすことが多い方などは、保険としてスマホフィルムを使用してもよいかもしれません。
Android Magazine
落としたり衝撃が加わることで割れる可能性は十分に残っており、
その強度を上げるためにはフィルムを貼った方がいいということですね。
③motorola edge 50 proの修理代が高くつく場合がある
万が一、motorola edge 50 proの画面が割れれば高額な修理代が発生します。
実際にGoogleの認定修理パートナーであり、リーズナブルでも定評のある「iCracked」さんの
ページでもmotorola edge 50 proの画面修理料金は「27,280円円」となっています。(2024年9月時点)
うっかりカメラも傷つけてしまった場合は、追加でフロント「15,180円」、リア「21,780円」が追加でかかってきます。新品の本体79,800円(税込)を購入するのとあまり変わらない金額を払わなければいけなくなってしまいます。
ちなみに筆者はフィルムをつけていない携帯を落とし、日常的に利用している通販サイトや、メール、LINE、業務で使用しているサイトなど二段階認証が必要なサイトすべてに急に入れなくなってしまい、代替携帯が届くまでの約1週間仕事がストップしてしまったりと、とても大変な思いをしました。
こちらは筆者が使っていた携帯なのですが、見た目はあまり傷がなく、綺麗に見えます。
一番衝撃を与えたのも半年前位でした。その後何度か小さい衝撃を与え続け、急につかなくなってしまいました。
また、前述で述べたとおり、修理だけで留まらず、データが紛失してしまう事も起こりえます。
一方で保護フィルムを貼っておけば、傷ついたり破損しても1000円~2000円程度でフィルムが交換可能です。
スマホの使用中断を防ぎ、予期せぬ出費のリスクも軽減できると思えばかなりの費用対効果ですね。
安全性と快適性を兼ね備えたmotorola edge 50 proのおすすめガラスフィルム
まずは保護フィルムと本体型番をしっかり確認する
あたり前ですが、保護フィルムはmotorola edge 50 proの画面とフィットする必要があります。
機種それぞれでディスプレイサイズが異なるため、フィルムに互換性はありません。
サイズが合った保護フィルムを使用しなければ本来の効果を発揮することができないので
購入前に必ず端末機種(本体型番)を確認しておきましょう。
また、フィルムのサイズが保護範囲になるのでフィルムの大きさもしっかり確認しましょう
大きすぎると保護ケースを使う場合は干渉する可能性がでてきてしまいます。
所持しているmotorola edge 50 proの種類が分からない場合
①『設定』をクリックしてください。
②『設定』に進んだら下へスクロールし『端末情報』に進みます。
③画像の一番上に記載されている物のがお使いの端末の機種名です。
④『モデル番号』と記載されている番号が型番になります。
※お使いの端末の Android のバージョンによって配置や名称は異なる場合があります。
迷ったら「ガラスフィルム」がおすすめ
強化ガラス素材の特徴は、厚みと硬さがあるため「PET素材」「TPU素材」と比べ
貼りやすくできるだけ手短に貼りたい方や初めてフィルムを貼るという方は
ガラスフィルムからのチャレンジをおすすめします。
motorola edge 50 proをお使いの方はこちら
対応機種 | motorola edge 50 pro |
---|---|
素材 | ガラス |
表面硬度 | 10H |
厚さ | 0.3mm |
仕様 | ・ 淵面吸着 ・ 高透明 ・ 曲面保護 ・ スムースタッチ ・ 指紋防止 ・ 飛散防止 ・ 硬度10H ・ 気泡軽減 |
「ガラスの肌触りや見た目の高級感」があるので映画やゲームを楽しむことが多い方には嬉しいポイント
機能やバリエーションが豊富なことが多いこともおすすめの一つです。
motorola edge 50 proにガラスフィルムをつける3つのデメリット
motorola edge 50 proの画面にフィルムを貼ることで、日常の不注意からくるリスクや万が一のトラブルを
大幅に減らすことができますし、スマホをより安心して使えるようになります。
これは大きなメリットですが、デメリットも気になるところ
motorola edge 50 proにガラスフィルムをつけるデメリットは大きく3つあります。
①指紋認証ができなくなる場合がある
②感度が落ちる場合がある
③ケースに干渉する場合がある
しかし、このデメリットは適切なフィルムを選べば回避が可能です。
「どうしても指紋認証機能は外せない」という方はウレタンフィルムという素材をおすすめします。
指紋認証を使うなら「ウレタンフィルム」がおすすめ
ガラスフィルムよりも後発の最新素材のフィルム
motorola edge 50 pro をお使いの方はこちら
対応機種 | motorola edge 50 pro |
---|---|
素材 | ウレタン |
生体認証 | 指紋認証可能 |
厚さ | 0.1mm |
仕様 | 【 優れた5つのポイント 】 (1) 弾力性に富んだTPU素材と高い透過率のTPUフィルムを使用。 (2) 端末のラウンドエッジ部分までしっかりと保護します。 (3) 光線透過率は99%、画像や映像を色鮮やかに映します。 (4) 表面の傷修復特殊コートにより細かい擦り傷が時間と共に薄れます。 (5) 耐指紋コーティングにより汚れもクロスですぐに拭き取れます。 |
ウレタンフィルムをつける3つのデメリットとガラスフィルムとの違い
ウレタンフィルムはガラスフィルムでは解決できなかった指紋認証機能がつかえることが大きなメリットです。
ガラスフィルムでは絶対にできない超極薄の設計のためタッチ感度が落ちにくく、
ケースと干渉することもほとんどありません。
しかし、ガラス素材とは異なるので以下の点に注意が必要です。
motorola edge 50 proにウレタンフィルムをつけるデメリットは大きく3つあります。
①フィルム自体が衝撃吸収するのでフィルムに傷がつく場合がある
②ガラスフィルムよりも貼り付けにステップが多く上級者向け
③つるつるというよりもなめらかな手触り
素材が異なるためフィルム自体には傷がつく場合があります。人によってはグリップ感も感じるでしょう。
それぞれ一長一短なので迷った際にはガラスフィルムから購入してみることをおすすめします。
どうしても指紋認証したい場合にはウレタンフィルムがベストでしょう。
motorola edge 50 proの最強フィルム
結論から申し上げますと、割れない最強の「ガラスフィルム」は存在しません。
ガラスフィルムは特製上、落下した衝撃をフィルムが割れることで分散、吸収しスマホを守っています。
自動車や自転車のヘルメットのように、本体(守るもの)の代わりに割れることで
本体を守ってくれるので、ガラスフィルムが割れるのは決して悪いことではありません。
口コミに「最強」と書かれているガラスフィルムがあったとしても、絶対に割れないということはありません。
※もし割れないことを謳うフィルムの場合はガラスとは異なる素材で製作されています。
むしろガラス素材であるのに割れないフィルムというのは
衝撃をそのまま液晶へ伝えてしまっている可能性もあります。
また、画面の保護以外にも覗き見防止やアンチグレア(マット加工)などの機能がありますが、
スマホフィルムは効果が両立できないものもあり、求めている機能によって人により「最強」が変化します。
なにをもって「最強のフィルム」とするのはあなた次第です。
motorola edge 50 proのフィルムの選び方
「何を基準に選んでいいかわからない」
そんな方のために押さえておけばまず失敗しないフィルムの選び方をご紹介します。
大きく以下の3点をクリアしているか確認しましょう。
きちんと衝撃吸収してくれるフィルムかどうか
前述のように割れないガラスフィルムというのはそのまま落下やぶつかった際などの
衝撃を分散できていない可能性があります。しっかり衝撃吸収してくれるフィルムを選びましょう。
ガラス素材以外だと、素材自体が衝撃を吸収してくれるウレタンフィルムや
PMMAと呼ばれる新素材も発売されてきています。
ケースと併用できるフィルムかどうか
保護ケースを使う予定であればフィルムとケースが干渉しないかどうか確かめましょう。
ケースと併用ができるフィルムであれば「ケースと干渉しない設計」や「ケースフレンドリー」など
併用が可能なことが記載されていることがほとんどです。
ただし、変形ケースなどの独自性の強いケースを使う場合は
ケースを販売しているお店に問い合わせた方が無難です。
透過率が高いクリアなフィルムかどうか
motorola edge 50 proは高品質なディスプレイを持っています。
映画をストリーミングしたり、友人との最新の写真を共有したり、あるいは子供の成長を記録した
デジタルアルバムを眺めたり、その色彩と鮮明さを活かすためには、透過率の高いガラスフィルムが必要です。
具体的には、透過率が90%以上の無色透明のフィルムを選ぶようにしましょう。
それによって、motorola edge 50 proの美しいディスプレイを最大限に楽しむことができます。
お好みで機能(覗き見防止やブルーライトカットなど)を選ぶ
フィルムにはさまざまな機能(効果)を持っているタイプもあります。
お好みで選ぶことで画面保護に+@の機能が備えることができます。
機能によってメリットとデメリットがあるので自分にとっての最適を選びましょう。
motorola edge 50 proフィルムのメンテナンスと注意点
日常的なケアで中古販売価格をUP!
保護フィルムを活用すれば本体画面の傷防止、指紋や汚れの蓄積防止ができるので
結果的にリバリュー時の品質を効果的に高めることができます。
フィルムについてしまった汚れは、柔らかい布やマイクロファイバークロスを使用して優しく拭き取りましょう。
注意点と保護フィルムの交換サイクル
保護フィルムは時間と共に劣化し、耐久性が低下する場合があります。劣化や傷がある場合は早めに交換しましょう。
特に、motorola edge 50 proを今後、中古で売ることを考えている方は画面へのケアを大切にする必要があります。
まとめ
本記事では、motorola edge 50 proガラスフィルムのおすすめフィルムと選び方について解説しました。
それでは、この記事の要点を振り返ってみましょう。
- motorola edge 50 pro のガラスフィルムにはCORNING® GORILLA® GLASS 5が使用されている。
- ガラス強度は高いが薄いため、割れやすい可能性がある。本体が大きく、重量増により落下時のダメージが大きい。修理代が高額になるため、保護フィルムでリスク軽減が望ましい。
- 破損は実は紛失より多い携帯トラブルであり、誰もが経験しえる為事前の対策が必要。
- フィルムは機種ごとに異なるため、端末機種(本体型番)を確認し、サイズが合ったフィルムを選ぶことが重要。
- 迷った場合はガラスフィルムから始めるのがおすすめ。指紋認証を重視する場合はウレタンフィルムを選ぶ。
- 割れない最強のガラスフィルムは存在せず、ガラスフィルムは衝撃を吸収し、本体を守るために割れることがある。割れないフィルムは、衝撃が本体に伝わるリスクがある。何をもって「最強」とするかは、使用目的や個人の優先する機能によって決まる。
- フィルムの選び方に迷ったら、衝撃耐性と透過率、ケースとの相性を確認し、お好みで効果を選ぶと良い
あなたにぴったりのガラスフィルムを選び、motorola edge 50 proを綺麗に長持ちさせましょう。