「Z Fold 6」は旧世代のZ Fold 5 やZ Fold 4と比較しても、
Samsungがこれまでに製造した市販の折りたたみ式携帯電話の中で最も薄いです。
人の髪の毛よりも薄いとされる「超薄型ガラス」のディスプレイが魅力の一つですが、
それを守るためには適切な保護フィルムの選びが欠かせません。
そこで必要になるのが画面の保護フィルムですね。
今回は、Galaxy Z Fold 6に最適なフィルムを探しているユーザーさん向けに、
デバイスをしっかりと保護する力を兼ね備えたおすすめのフィルムをご紹介します。
要約が知りたい方はこちら⇩
- 保護フィルムは必要です。公式ページでも剥がさないようにアナウンスされています。
- 初期状態で保護フィルムが貼られていますが、フィルム内に気泡が入ったり浮いたりする可能性もあります。
- おすすめは、公式の保護フィルムを利用することですが、近くに対象のショップがない場合や代替を考える場合はサードパーティー製のフィルムも検討してみてください。
- フィルムを貼った場合でも破損リスクは依然として存在
- Galaxy Z Foldシリーズは修理代が高額(最大10万円)
- おすすめフィルムはこちら
Galaxy Z Fold 6 に保護フィルムは絶対必要!
ディスプレイの強度に不安が残る
Galaxy Z Fold 6のディスプレイは折り畳みができる仕様のため、通常のスマホ画面よりも
繊細で比較すると強度は弱いものになっています。
サムスンの公式ページにても取り扱いに今まで以上に注意が必要とアナウンスされています。
Galaxy の折りたたみ式端末では、超薄型ガラスをベースにした Infinity FlexDisplay が搭載されており、これらの端末は折りたたみ式のガラス物質を使用して製造されているため、取り扱いには今まで以上の注意が必要になります。
Samsung公式ページより引用
後述しますが、公式フィルムが貼られている状態でも外部から強い衝撃や画面を外側からぶつけると、
超薄型ガラスに衝撃が加わってヒビが入ったり、割れたりする可能性があると公式ページにても記載が見られます。
画面を外側からぶつけると、超薄型ガラスに衝撃が加わってヒビが入ったり、割れたりして、それが周囲に広がり、折りたたみ時に白い線が見えることがありますのでご注意ください。
Samsung公式ページより引用
購入時点で既にフィルムが貼られている(フィルムが必要とされている)
Galaxy Z Fold 6のディスプレイで採用されているカバーガラス「Ultra Thin Glass(UTG)」の上には
最初からプロテクトレイヤー(保護)が装着され、剥がさないようにアナウンスされています。
最新技術の液晶ディスプレイのため、強度の面では公式も注意が必要と判断しているわけですね
万が一、フィルム内に気泡が入ったり、フィルムが浮いてきた場合はGalaxy Harajukuや
Galaxyリペアコーナー(docomo)などで、保護フィルムの無料貼り替えサービスを利用できるとのこと、
ただし、フィルム無料貼替えは店頭でスマホ健康診断もしくは店頭修理を受けた人が対象で
以下のような注意事項が存在しています。
・混雑している場合はお待ち頂く場合がございます。
・画面保護フィルムの無料貼り替えは在庫状況によってはご対応できない場合がございます。
・修理サービス終了期限に合わせて、保護フィルム貼り替えサービスも終了いたします。
・モデルの仕様により保護フィルムの貼付けサービスができないことがあります。
IREDの記事によると、最初から貼られている保護フィルム(保護層)はポリアミド樹脂のコーティングを施した
液晶ディスプレイと同じくらい傷つきやすいとされているので日常使用していくと見た目に影響がでてきそうです。
修理代が高くつく場合がある
Galaxy Z Fold 6は修理費用も高額となります。
画面に傷や汚れがつくと、視覚的な品質やタッチ操作の正確性が損なわれる可能性があり
万が一、画面が割れてしまった場合の修理代はかなりの出費になる可能性が高いです。
公式ページで紹介されている金額は最大でなんと10万円もの費用が発生する可能性があります。
Model | ディスプレイ交換 | バッテリー交換 | リアケース交換 |
A シリーズ | ~ ¥20,000 | ~ ¥11,000 | ~ ¥10,000 |
S シリーズ | ~ ¥45,000 | ~ ¥11,000 | |
Note シリーズ | ~ ¥45,000 | ~ ¥45,000 | |
Flip シリーズ | ~ ¥55,000 | ~ ¥12,000 | ~ ¥13,000 |
Fold シリーズ | ~ ¥100,000 | ~ ¥26,000 |
選択の1つとしてサードパーティーフィルムを検討しよう
公式からは画面が破損する可能性があるため、別途フィルムを購入して貼る必要はないとされており、
フィルムを貼り替え、ご自身で剥がされた場合、再貼付する際に有償修理の対応となる場合があるとされています。
そのため、心配や不安が残ってしまう場合には公式サービスのご利用をおすすめします。
ただし、これから長く使っていきたい場合、公式サービスの在庫がなくなってしまったり、
修理サービスが終了するとフィルムが貼り替えられなくなるため注意が必要です。
有償でのフィルム貼り替えが思っていたよりも高額となってしまった場合や、貼付けサービスの対象外となってしまった場合に備えてサードパーティー製のフィルムを利用するのは選択の一つとしても良いかもしれません。
画面だけじゃなく、外側部分も保護できるのが魅力
公式のフィルムはディスプレイ部分のみとなりますが、
こちらのフィルムは側面、カメラ側までカバーしている優れものです。
1セットで全ての面をカバーしているのは魅力的ですね
Galaxy Z Fold 6 公式の保護フィルムとの違いと注意点
商品 | 特徴 |
---|---|
保護層 (最初から貼ってあるフィルム) | 公式なので安心できる 無料交換してもらえる 店頭でスマホ健康診断もしくは店頭修理を受ける必要がある 修理サービス終了期限に合わせて貼り替えサービスも終了 在庫状況によっては対応できない場合がある |
サードパーティーフィルム | 画面だけじゃなく、外側部分も保護できる 有償修理の場合よりも安く済む場合がある。 公式からは非推奨となる 自身で貼り付ける必要がある |
迷うなら「公式保護層(フィルム)」がおすすめ
やはり、公式の安心感はサードパーティーにはないものです。
もし貼り替えに迷っている場合はGalaxy HarajukuやGalaxyリペアコーナーに行くのがおすすめです。
近くに対象のショップがない場合など、やむを得ない場合や今後の代替として
ご自身の判断でサードパーティー製のフィルムを検討してもいいかもしれません。
Galaxy Z Fold 6の外側までカバーできる。
ケースに干渉しないサイズ設計。
タッチ感度を邪魔しない極薄の設計。
有償修理よりも安く済む場合もある。
貼り付けに失敗しても1回交換サービスがある。
公式からは貼り付けを推奨されていない。
自分で貼り付けする必要がある。
画面以外の保護を検討するのはアリ
液晶に何かを貼ることに抵抗がある場合には本体のケースやカメラにフィルムを貼ってみるのもいいかもしれません。
例えば、カメラガラスを貼ればGalaxy Z Fold 6の繊細なカメラレンズを保護できますし、
ケースを使えば落下した時の衝撃を和らげてくれます。
特にケースは本体のカラーリングを邪魔ないですし、カメラフィルムはお好みのカラーを選ぶこともできますよ!
Galaxy Z Fold 6 フィルムのメンテナンスと注意点
日常的なケアで中古販売価格をUP!
保護フィルムを活用すれば本体画面へ指紋や汚れの蓄積防止ができるので
結果的にリバリュー時の品質を効果的に高めることができます。
フィルムについてしまった汚れは、柔らかい布やマイクロファイバークロスを使用して優しく拭き取りましょう。
注意事項と保護フィルムの交換サイクル
保護フィルムは時間と共に劣化し、耐久性が低下する場合があります。劣化や傷がある場合は早めに交換しましょう。
特に、Galaxy Z Fold 6を今後、中古で売ることを考えている方は画面へのケアを大切にする必要があります。
まとめ
- 保護フィルムは必要です。公式ページでも剥がさないようにアナウンスされています。
- 初期状態で保護フィルムが貼られていますが、フィルム内に気泡が入ったり浮いたりする可能性もあります。
- おすすめは、公式の保護フィルムを利用することですが、近くに対象のショップがない場合や代替を考える場合はサードパーティー製のフィルムも検討してみてください。
- フィルムを貼った場合でも破損リスクは依然として存在
- Galaxy Z Foldシリーズは修理代が高額(最大10万円)
- おすすめフィルムはこちら