スマホで音ゲーをやっていると、演奏中にフリックやスライドで指が滑らないで困ったことはありませんか?
※音ゲー(おとげー)=音楽ゲームの略、楽曲に合わせて「ノーツ」と呼ばれるブロックを叩くゲームのこと。リズムゲーとも。
判定が厳しいのでたった1音が環境のせいでミスになってしまうと
フルコンもできず悲しいですよね
デレステやバンドリ(ガルパ)、プロジェクトセカイ、deemo、Cytus、アイマスなどの音ゲーや、ツムツム、パズドラなどのパズルゲーなど、アクションが必要なスマホゲーでは保護フィルムの表面の触り心地で難易度も変わります。
スマホやタブレットに使う保護フィルムを見直すと滑り具合に改善が見込めるかもしれません。
音ゲーと自分にベストなフィルムを見つけて快適なスマホ音ゲー環境を手に入れましょう!
音ゲーで選ぶフィルムは素材で決めよう
おすすめタイプ
マットタイプ(アンチグレア・非光沢・ノングレア)
マットタイプの特徴:画面のツヤを無くし、マットな画面状態にしてくれます。しかもサラサラの質感で指の滑りが良く、蛍光灯や太陽光の反射を抑えてくれるので、日差しの当たる屋外での視認性に優れます。指紋がつきにくい反面、画面が少しだけ白っぽい感じになるのでご注意ください。
光沢タイプ(グレアタイプ)+液体ガラスコーティング
光沢タイプの特徴:iPhoneやスマホに美しいツヤと高級感を出すことが出来ます。
画像やYoutube動画ももちろん音ゲーのプレイ画面も鮮明クリアでキレイに見えます!
先程のマットタイプが嫌だという方は光沢タイプがおすすめです!しかしながらどうしても指の滑りやすさという観点ではマットタイプに劣ってしまいます。そこでおすすめしたいのが光沢タイプガラスフィルムの上に液状のガラスコーティングを施す方法です。
液体ガラスタイプの特徴:
近年では塗るガラスフィルム(液体コーティングフィルム)なるものがあります。
さまざまなメーカーから販売が行われておりますが、基本的には日本産でコーティング剤に対するエビデンス(効果証明を第三機関が行なっているもの)が望ましいでしょう。
大まかな仕組みは下記の通りです。(※販売されているコーティング剤で異なる場合もあります)
①コーティングを塗ることで、ガラスに成分が塗布される。
②コーティング剤が空気中の水分と反応し、ガラス膜が成膜される。
③ガラス膜が硬化される。
ガラスコーティングは非常に薄く定着するので厚みが出ることはありませんしガラスに成分が定着し、指紋がつきにくくしたり、滑りをよくしてくれます!
2.5D タイプか 3D タイプか
2.5Dのガラスフィルムとは、角の部分に丸みを付けた『ラウンドエッジ加工』のあるガラスフィルムです。2.5Dと3Dの違いは、ガラスフィルムで保護する範囲です。2.5Dは画面の平面部分のみを保護しますが、3Dはスマホの角の曲面までを含めて、立体的に保護します。
そのため、スマホカバーを使用する場合は、カバーとの干渉を避けるため2.5Dを選択したほうが無難ですがカバーをつけないのであれば、スマホの角まで保護する3Dの方が良いでしょう。また、音ゲーは画面の端の方までコマンドを求められるので2.5Dだと段差ができてしまいプレイ中の操作に問題が生じる恐れがありますのでプレイを優先したい方は3Dタイプの購入をお勧めします。
ちなみに、2.5D、3D以外にも6D、9Dなど数値が大きいものがあります。筆者の主観ですが、2023/10/6 時点では数字が大きいからといって3Dと比較して見た目や触り心地に違いは感じられませんでした。
音ゲーでは使わない方がいいフィルム
PETやTPU素材のフィルム
保護フィルムは素材いくつかあるため注意が必要です。
PET製 | ポリエチレンテレフタレートというポリエステルの一種でペットボトルの名前の由来 |
TPU製 | PETよりも柔軟性に優れており、粘着力に優れています。 |
TPUウレタン製 | TPUよりも後に開発されたTPUよりも薄く、粘着に優れた素材 |
TPUやPETフィルム素材特有の質感であり、メリットでもあるのですが
スマホ操作の際にグリップ感が出てしまい、「滑りやすさ」という観点からはおすすめできません。
ブルーライトカット(疲れ目軽減)は不要
特徴:ブルーライトをカットするメガネ同様、LEDディスプレイから発せられる
目に有害とされる光を遮断するフィルム。目の疲れを軽減する効果が期待出来ます。
メーカーによってはフィルム自体が青みがかっていたり、黄色っぽい仕様になっているものもあります。
ブルーライト対策をすることは、目の疲れを軽減し長時間のプレイを可能にするので大切ですが
色味が出てしまうことで本来の鮮やかなゲーム画面を損いたくない人は必要ないでしょう。
ブルーライトをカットを諦めきれない人で色味が気になる方は購入前に店舗へ相談してみましょう
ナチュラルブルーライトカットなどは色味がないモデルが多いですよ!
番外編:音ゲーフィルムにさらに工夫する方法
一部の音ゲープレイヤーが行なっている工夫をまとめてみました。
油を塗る
スマホに油を塗ることで滑りを良くしているプレイヤーの方もいらっしゃるようです。
https://dic.nicovideo.jp/a/8ee
ベビーパウダーを塗る
ベビーパウダーを指に塗ることで滑りを良くしているプレイヤーの方もいらっしゃるようです。
上記の方法は音ゲーを愛してやまない方のみ自己責任でお試しください。
しかし、スマートフォンで採用されているのは、「静電容量方式」というもの。
その名前のとおり、静電気を利用したタッチパネルです。
画面にスマホの通常の使用方法では想定されていない状態となってしまうので感度が落ちる可能性も否めません。自身にあったプレイスタイルを探究していくのもよいかもしれないですね!すでにフィルムを貼っている人で感度に問題を感じる場合には感度設定などを調整することで改善が見込めるかもしれません。
それでは快適な音ゲーライフを!