2022年9月に発売されたiPhone 14。旧機種のiPhone 13から大きな変化はなかったものの、バッテリーの持ちやカメラ性能の向上、またRAM容量の増加など、細かい点が進化しています。カカクコムのレビューでも高い評価をされており、さすがiPhoneといった感じです。
2024年9月に発売されたiPhone 14。2024年6月にiPhone 16の発売が発表され、各キャリア値下げされました。
最新機種を買わず、少し前に発売された機種の購入を検討する方も多いのではないでしょうか。
iPhone 14ですが、やはり気になるのは画面の耐久性。最新機種の型落ちの為、もしかしたら「割れやすい、壊れやすいのではないか。」そう考える人もいると思います。私自身もiPhoneユーザーですが、長く愛用したいので、割れない為にどういった工夫をすれば良いか気になるところです。
今回は最新シリーズのiPhone14をより長く愛用する為に必要な保護フィルムを紹介させていただきます。
先に要約が知りたい方はこちら⇩
- あなたにぴったりのガラスフィルムを選び、iPhone14を綺麗に長持ちさせましょう。
- ガラス強度は高いが薄いため、割れやすい可能性がある。本体が大きく、重量増により落下時のダメージが大きい。修理代が高額(最大10万7800円)になるため、保護フィルムでリスク軽減が望ましい。
- フィルムは機種ごとに異なるため、端末機種(本体型番)を確認し、サイズが合ったフィルムを選ぶことが重要。
- 迷った場合はおすすめガラスフィルムから始めるのが◎。デザインを重視する方はこちら
- フィルムの他にもケースでの保護も大切。
- 割れない最強のガラスフィルムは存在せず、ガラスフィルムは衝撃を吸収し、本体を守るために割れることがある。割れないフィルムは、衝撃が本体に伝わるリスクがある。何をもって「最強」とするかは、使用目的や個人の優先する機能によって決まる。
iPhone 14に保護フィルムは必要!
iPhone14を使う際に、画面の割れや日常的な傷が気になるのは当然です。
特に、スマホを落として画面を割ってしまった経験がある人や、割れた画面を見たことがある人は、
そのリスクや悔しさがよくわかるかと思います。
実際に筆者も先日、4年間愛用していたiPhone12を壊してしまいました。
あまり傷がないように見えますが、ケースやフィルムを付けずに何度も落とし続けた結果、
小さな傷やダメージが蓄積され、突然ブラックアウトしてしまいました。
その結果、データを失うだけでなく、会社の2段階認証が必要なアプリにログインできなくなり、
LINEやSlackもいちいちPCをこまめに開かないといけないという二次、三次被害を引き起こしました。
確かにiPhoneシリーズも初期に比べれば、画面の強度は確実に上がっており、少しの衝撃では傷がつきにくくなっています。特にiPhone 12以降は、セラミックシールドという特殊な素材が全面のガラスに使われており、強度が格段に向上しています。(従来の4倍の強度)
それでも私は、iPhone 14に画面の保護フィルムを貼り付けることを推奨します。
その理由は以下の3点です。
iPhone14に保護フィルムが必要な3つの理由
小キズの蓄積が画面割れにつながる
iPhoneの液晶ガラスは技術の進化によって、以前よりもずっと割れにくくなっています。しかし、メーカーが公表しているガラスの強さは「新品状態からの落下や衝撃の耐久テスト」です。
実際には小さなキズが徐々に蓄積され、それが原因でガラスが割れやすくなってしまいます。そのため、何ヶ月もiPhoneを使い続けていると、小さな衝撃でも画面割れが発生するリスクは十分にあります。
また、機種には重さやサイズなどのスペック情報を目立たせたいという観点から、本体のガラスは限りなく薄く設計してあります。やはりデフォルトで十分な強さの画面保護をさせるのは少し難しいのかもしれません。
それを裏付けるかのように、実際、本家であるAppleのストアでもiPhone14の画面保護フィルムを販売しています。(ちなみに公式のものは7,000円ほどするので非常に高いです。)
また、iPhone16と、iPhone14の画面のサイズは6.1と同じサイズです。
最新の物に比べて割れやすいと言えます。(iPhone16のCeramic Shieldは従来品よりも50%耐久が向上しているとのこと)
Appleが公式にフィルムを販売しているということは、長く使い続ける上で十分に画面を保護するにはフィルムが必要だということを表しているのだと私は感じています。
実際にデバイス保険プロバイダーのAllstate Protection Plans社がスマホの衝撃テストを行っており、最新のiPhone16シリーズさえも画面がバキバキに割れてしまい、当然ですが、「割れないディスプレイはない」という事が確認されています。(引用:livedoor news)
結果的に、例えば、子どもの手から落ちてしまったり、忙しい朝の準備中にキッチンのカウンターから落としてしまうなど、日常生活の中での小さなアクシデントに備えるためには、カバーフィルムやケースなどで適切に保護することが必要だと思います。
フィルムは画面割れだけでなく、汚れ対策にも重要
まず画面にフィルムを貼る意味は、画面割れへの対策だけではありません。
スマートフォンの画面は日々の使用で避けられない指紋や油膜で汚れがちです。適切なフィルムを貼ることで、これらの汚れ対策としての役割もあります。
やっぱりフィルムはコスパがいい
万が一、小キズが蓄積してiPhone 14の画面が割れてしまったとしても、保護フィルムを予め貼っておけばフィルムだけを新品に交換するだけでほとんど問題ありません。
また、万が一、iPhone14の画面が割れれば高額な修理代が発生します。
実際にスマートフォンなどの情報を幅広く発信しているITmediaMobile社によると「iphone14の修理代は最大10万7800円かかる」と述べています。(2022年9月時点)この金額はiPhone14を新品で購入する時の金額とほぼ変わりません。
また、修理代だけでなく修理期間中にスマホが使えなくなるという不便も生じます。
しかし保護フィルムがあれば、傷ついても1000円程度のフィルム代で簡単に張り替えが可能。予期せぬ出費のリスクも軽減できますし、修理中にスマホが使えなくなることもありません
日常生活の中で起こりうる予期せぬアクシデントに備え、保護フィルムを貼ることで、安心してiPhone 14を利用することができます。
iPhone 14にはタッチが滑らかなガラスフィルムの方がおすすめ
画面保護フィルムにも「プラスチックの保護フィルム(保護シート)」と「ガラスフィルム」がありますね。
iPhone 14の保護フィルムとしては、強化ガラスを使ったガラスフィルムが最適だと思います。
その理由は以下の3点です。
理由①ガラスフィルムは保護シートよりも透明度が高い
iPhoneシリーズの大きな魅力の一つは、鮮やかで美しいディスプレイです。
中でもiPhone 14は「Super Retina XDRディスプレイ」という高解像度でハイコントラストな色彩表現を可能としたキレイな画面がついています。
せっかくのきれいなディスプレイも画面保護フィルムの透明度が低いと台無しです。
プラスチック製の保護シートとガラスフィルムでは、(もちろん商品にもよりますが)基本的にガラスフィルムのほうが透明度が高いです。
iPhoneの画面の美しさを維持するためには、プラスチックの保護フィルムよりも透明度が高いガラスフィルムのほうが適しています。
理由②ガラスフィルムは操作性が落ちにくい
iPhone 14には繊細なタッチに対応したセンサーが搭載されています。
ここで、滑りが悪いフィルムを使ってしまうと、操作感が悪くディスプレイの高性能さが無意味になってしまいますね。
プラスチック製のフィルムだと指で操作中に「キュッ」と手が止まってしまうことが多くなってしまいます。その点、ガラスフィルムは滑らかなタッチが特徴であり、スマホの操作性が落ちにくいないことで知られています。
そのため、なめらかなタッチができるガラスフィルムのほうがおすすめです。
理由③ガラスフィルムのほうが耐衝撃性が高い
すでに説明したように、iPhone 14はApple公式からも保護フィルムが発売されており、十分な画面保護にはフィルムが必要だと思われます。
ガラスフィルムはプラスチックフィルムと比較して、より衝撃や摩擦に強い素材で作られているため、標準の素材のデメリットをカバーおり、衝撃や切り傷に強いのが特徴です。そのため、iPhone 14のガラスを衝撃から十分に保護するためにはガラスフィルムの方が適していると私は思います。
iPhone 14のガラスフィルムの選び方:3つのポイント
では、実際にiPhone 14のガラスフィルムを選ぶときには何に気をつければ良いのでしょうか。ここでは3つのポイントに絞って解説します。
Point1:表面硬度(強度)
iPhone 14の液晶ガラスをしっかり保護するためには、やはりガラスフィルムの硬度が高いものを選んだほうが良いでしょう。
具体的には硬度が9H以上のものを選ぶといいと思います。
Point2:エッジ加工
iPhone 14は端が滑らかに丸みを帯びたデザインをしています。そのため、ガラスの縁が丸くエッジ加工されたガラスフィルムを選んだほうがフィット感が上がり、ケースにも干渉しなくなります。
また、エッジ加工されたフィルムは指が触れたときの感触が滑らかで、使い心地が格段に良くなります。
Point3:透過率
iPhone 14は高品質なディスプレイを持っています。
映画をストリーミングしたり、友人との最新の写真を共有したり、あるいは子供の成長を記録したデジタルアルバムを眺めたり、その色彩と鮮明さを活かすためには、透過率の高いガラスフィルムが必要です。
具体的には、透過率が95%以上のフィルムを選ぶようにしましょう。
それによって、iPhone 14の美しいディスプレイを最大限に楽しむことができます。
格安フィルムのデメリット
今では、100円ショップやオンラインショップで簡単に手に入るiPhone用の格安フィルム。かつてフィルムは数千円でも当たり前でしたが、今や数百円でも買えるようになりました。これは、製造や流通の効率化が進んだ結果と言えるでしょう。
実際これらの格安フィルムは、どれもそこそこの品質で作られていますし、「とりあえずなんでも良いからフィルムを貼っておきたい」というユーザーにはコストパフォーマンスが高いと思います。
しかし、これらの安いフィルムには以下のようなデメリットもあります。
- ガイドがない
- 耐久性に問題(割れやすい)
- わずかにソリがあり、気泡が入ったりタッチに影響が出る
すべての格安フィルムに言えるわけではありませんが、値段が安い分、品質や付属品などで妥協が見られることがあります。特に気泡の入りやすさや反りはフィルムの個体差が大きいこともあって、購入がギャンブルになってしまうことも。
スマホは毎日使う大切な道具です。個人的には、スマホを長く使うためには少し値が張っても品質の高いフィルム、または不具合があった際に交換やサポートが受けられるフィルムを選ぶことをおすすめします。
安全性と快適性を兼ね備えたiPhone 14のおすすめガラスフィルム
以上の選び方を抑えた、iPhone 14ユーザーにおすすめのガラスフィルムは以下の商品です。
商品の特徴
- 表面硬度10Hのすぐれた耐衝撃性
- 透過率98%でフィルムなしと変わらない鮮やかさ
- 角がなめらかなガラスエッジ加工
- 厚みはわずか0.33mmで軽くてかさばらない
- 汚れや皮脂に強い特殊コーティング
iPhone 14のガラスフィルムとしておすすめな理由
まず高い表面硬度を持つためiPhone 14の弱点に対する効果は十分に期待ができます。
また透過率も高い(98%)ため、iPhone 14の画面のきれいさを損なうこともほぼないといえるでしょう。
ここまでならいくらか同じようなフィルム商品がたくさんあります。しかし、こちらの商品はフィット感が上がるエッジ加工、皮脂や汚れに強い特殊コーティングが施されていおり、フィルムなしよりも快適性が上がるこも期待ができるのです。
安全性と快適性を兼ね備えたこのガラスフィルムは、日常生活の中でスマホを大切に使いたいあなたにぴったりの選択肢ではないでしょうか。
これであれば、予期せぬ事故からデバイスを守りつつ、iPhone 14の魅力を最大限に活かすことができると思います。
ブルーライトをカットしたい方におすすめのフィルム
画面のブルーライトを気にさせる方は、フィルムの硬度も高く、ブルーライトのカット率が高いガラスフィルムがほしいですね。
そんな方にはブルーライトを99%カットすることを試験でしっかり証明された以下のガラスフィルムがおすすめです。
フチをしっかりカバーする全面保護のおすすめフィルム
100均のフィルムをはじめ、画面よりやや小さいサイズのフィルムも多いですね。
実際、画面のフチまでしっかりカバーされると、カバーとフィルムが干渉してしまうリスクもあるため、やや小さいサイズのフィルムがいい場合もあります。
しかし中途半端に画面が保護されると、どうしても気になってしまう方も多いと思います。
そんな方には画面の縁までしっかりカバーできる全面保護の以下のフィルムがおすすめです。
まとめ
- iPhone 14には画面保護フィルムを貼ることを推奨。
- Appleの公式ストアでもフィルムを販売しており、画面保護の必要性を示唆。
- フィルム代は修理代に比べて安価で、予想外の出費を回避できる。
- 画面が割れると内部のセンサーや液晶も影響を受ける可能性がある。
- ガラスフィルムの選び方:表面硬度、エッジ加工、透過率に注目。
- iPhone 14には耐衝撃性が高く、操作性や透明度に優れた「ガラスフィルム」がおすすめ。
- フィルムの選び方のポイント:表面硬度、エッジ加工、透過率に注意。
- iPhone 14におすすめのガラスフィルムは、こちらのリンクの商品。
- ブルーライトカットのフィルムも選択肢としておすすめ。