液体ガラスといえば、スマホやアップルウォッチ等のガラス面に対してお手軽にコーティングを行うことができるアイテムとして認知されつつあります。
ガラスコーティングとは、スマホに付いている保護フィルムの代わりにフィルムではない液体のガラスコーティングをすることで保護するものです。
でも液体ガラスコーティングを行うと本当に強度が増すのかどうかも含め、心配な方が多いのも事実です。
そこで今回は液体ガラスコーティングをするメリットとデメリットを調べてみて、保護フィルムと比較しておすすめなのかどうかについてまとめています。
液体ガラスコーティングをする方法は2通り
液体ガラスコーティングをする方法には、ショップに頼む方法と自分で行う方法の2通りがあります。
安価で抑えたい時や、手軽に済ませたい時には自分でガラスコーティングのフィルムを買って行うことも可能です。
しかし、仕上がりに不安がある場合にはショップで専門家に頼むことでしっかりしたコーティングが
期待できます。
自身の用途や目的に合わせて、どのようにしたいのかを考えていくことでどちらにするのかを決めていくのがおすすめです。
コーティングした後の効果は?
硬化する実感は液体コーティング後すぐでは持てない場合が多いですが、コーティング自体は次第に硬くなっていき、1ヵ月~2ヵ月後にはスマホの素の状態より倍以上の硬さになります。
元々のスマホの硬さは鉛筆4Hの硬さに耐えられる硬さですが、コーティング材が固まった後には鉛筆9Hの硬さまで強化されます。
フィルムと比較してみるととてもツルツルした表面で、違和感無くスマホを使えることが特徴です。
液体のガラスということで、フィルムによくある気泡やザラザラした感触が全く無いので、スマホ
使用にあたっての使用感は良くなります。
液体を塗ることから光沢が出て光の反射をするので、ガラス面が新品のように新しく見えるというメリットもあります。
液体ガラスコーティングの値段は2,000~5,000円
スマホの液体ガラスコーティングは安価で抑えたい場合にはオンライン等にて購入したコーティングキットを自身で行うこともできますが、通常自身で行う際には2,000~3,000円程度の物が多いです。
ショップにコーティングを依頼する場合には片面では5,000円前後で背面混みの両面であれば8,000円前後となります。
相場的には自身で行う方が2,000円前後安くなりますが、コーティングをする際に自信の無い方はショップに頼む方が安心できます。
液体ガラスコーティングのメリット4つ
スマホ本来の機能性の充実
一番のメリットはスマホ本来の機能として、液晶画面の操作性や機能性が上がるということです。
液体ガラスコーティングは塗るタイプのコーティング材なので、画面がピカピカしてガラス本来の特徴を活かせると共にスマホ自体が使いやすくなるというメリットがあります。
フィルムと比較すると一目瞭然ですが、気泡や破け等のフィルム自体の損傷が無い事が液体コーティングというメリットとして挙げられます。
画面硬度の上昇による傷の付きづらさ
スマホ画面が硬度をすると9Hの鉛筆でも傷が付かないという硬度になり、ほとんどスマホの画面に
傷が付かなくなるという特徴があります。
通常使用している携帯が傷で画面が見えずらくなってしまうと文字が読めなくなるということもなくなるので、とても重宝されるメリットです。
フィルムを貼っていると気泡がたまってしまいガラス全面が白くなってしまうという現象が起こるケースもありますが、液体ガラスコーティングではこのようなことが無いので扱いもしやすくなります。
スマホ画面の視認性の高さ
液体ガラスコーティングは液体で透明なコーティングとなりますので、スマホ画面が見やすく視認
性が高いということも特徴の1つです。
とても画面が光って光沢感に溢れることから、スマホ画面が見やすくて文字がはっきり見えるという特徴があります。
液体だから故の視認性の高さが液体ガラスコーティングの特徴です。
コーティングの耐久性
コーティング材の耐久度は商品によっては3年~5年と言われており、フィルム以上に長期間スマホの保護をすることが可能となっています。
耐久性が高いことからも液体ガラスコーティングはフィルム以上に利用が増えてくるコーティング方法となる可能性があり、今後期待されるコーティング方法です。
硬度の高さと耐久性を備え持ったところが液体ガラスコーティングのメリットとなります。
液体ガラスコーティングのデメリット3つ
意外と弱い落下による衝撃
液体ガラスコーティングは傷が付きづらいという特徴はメリットで紹介しましたが、落下による衝撃
には弱い特徴があります。
これはガラスコーティングそのものが落下したりすると衝撃で割れてしまうことからです。
硬いものも落下による衝撃には耐えることが厳しいのが実情です。
この点ではフィルムの方が厚さがあるため、落下衝撃には耐えることができます。
そのため、スマホケースを付ける等フィルム以外の対策も必要となります。
ツルツルして滑りすぎる感触がある
液体ガラスコーティングは光沢のあることが特徴とメリットでありましたが、逆にツルツルして滑りすぎるため、落下に繋がるということもデメリットとして挙げられます。
暫くはスマホを使用する際には滑らないようにしっかり持つ習慣付けることが求められます。
慣れてしまえば落下することは少なくなるでしょうが、フィルムで使用していた感覚とは全く異なるので使用して間もない時には注意が必要です。
改造品扱いで補償対象外になる可能性がある
液体ガラスコーティングの最もデメリットと言われているのが、メーカー側から改造品として扱われてしまうことから、補償対象外となってしまう可能性があることです。
これは画面に液体を塗ることで、画面自体の硬度を上昇させ、機能を改造したとみなされてしまうことからそのように判断されてしまう事例となります。
補償対象外となってしまった場合には修理が対応できなくなるため、ガラスコーティングを行う際にはそのことをしっかりと認識してから行わないと取返しが付かないことになります。
ただ、補償対象外となるケースはメーカーにより異なるため、事前にメーカーまで確認することにより対処を行うことが可能です。
自身でガラスコーティングを行う際にはこのことを頭に入れて行うことが必要となります。
気泡を入れたくない方必見!おすすめ液体ガラスコーディングをご紹介
液体ガラスコーディングは、スマートフォンの保護に最適な技術であり、スクラッチや汚れからデバイスを守ります。
薄く透明なコーティングを施すだけで、デザインを損なわずに保護効果を実現し、感度や視認性も損ないません。一度の施工で長期間にわたって効果が持続し、汚れや菌の付着も防ぎます。ぜひ試して、スマートフォンをより一層の保護と美しさで包み込みましょう。
- スマートフォンの画面や背面を清潔にします。指紋やホコリを拭き取り、表面がきれいな状態になるようにしましょう。
- 液体ガラスをスマートフォンの画面や背面に塗布します。製品の指示に従い、液体を画面や背面に均等に塗布します。必要な場合は、クロスやスポンジなどを使って均一に広げると良いでしょう。
- 液体を完全に乾かします。指示に従い、液体ガラスが完全に乾くまで待ちます。通常は数分から数時間程度かかる場合があります。
- 乾燥が完了したら、スマートフォンを再度確認します。液体ガラスコーティングが均一になっているか、見落としや欠けがないかを確認しましょう。
- スマートフォンを通常通り使用します。液体ガラスコーティングが施されたスマートフォンは、通常の使用において保護効果を発揮します。画面の傷や汚れから守られ、美しい状態を保つことができます。
【まとめ】液体ガラスフィルムはデメリットもあるが十分におすすめできるアイテム
保護フィルムと比較して多くのメリットがある液体ガラスコーティングでした。
保護フィルムが落下に強いということもありますが、やはりメリットであるスマホ自体を利用する機能性の向上を考えると液体ガラスコーティングを採用した方がスマホの保護としては有利です。
一部補償対象外になる可能性のケースも存在はしますが、事前に調べて施工することでそのリスクを軽減できることもあり、今ではガラスコーティングを行う人が増えてきています。
日常生活に欠かせないスマホを保護する方法としてガラスコーティングも一つの手段として選択肢に加えてみると今後のスマホ生活も快適になるので検討してみてはいかがでしょうか。