スマホの画面で、画面の一部に黄ばみがあったり、全体的に黄色く変色していると普段の使用する中でも気になりますよね。
また、もし一部黄ばみがあるのが買ったばかりのスマホであれば、余計画面の黄ばみが気になる人も多いかと思います。
スマホ画面の一部に黄ばみができてしまう原因については、物理的な故障の可能性も考えられますが、設定で解消する可能性も十分にあります。
本記事では、スマホ画面に一部黄ばみ、全体的に黄ばみがあって気になっているという方に向けて原因と解決方法をご案内します。
画面が黄色くなる原因は主に4つ
スマホ画面の物理的な破損
画面を踏んでしまったり、落としてしまったりとスマホの画面自体が破損している可能性があります。
再起動したけど直らない場合や、画面が真っ暗な状態でも色が変色している場合は破損しているので修理を検討してください。
修理については、Phoneの場合とAndroidの場合とで持ち込み・郵送と変わります。
この後の項目にて修理に関しても詳しく説明を行います。
スマホの設定が影響している
画面全体が黄色くなり、まるで黄色フィルタがかかっているかの様に見える場合は故障と認められない事が殆どです。
画面自体に微妙な個体差があり、それにより黄色く見えるからです。
この症状は故障ではないので修理の対象にはなりませんが、設定の変更で違和感なく使えるようになる場合があります。
設定項目はiPhoneであれば5つの手順、Androidであれば4つの手順にて設定可能となりますので、この後の項目でご紹介します。
ユーザー補助機能が影響している
iPhone・Androidにはユーザー補助機能が備わっています。
これらは、アップデートやアプリケーションによって自動的にオンになっている可能性があります。
iPhone・Android共にクラウドとの同期やバックアップが上手くいかず設定が変更されたり、ブラウザやアプリによって端末の設定が変わってしまっている事もあります。
ゲームしている際に画面の設定が最適化され変更されることもあります。
画面焼けをしている
前述の再起動をした時や、画面を消している時、前に映していた画面がうっすら見える事があり、これを画面焼けといいます。
この症状が出ている場合は液晶が故障しています。
すぐに使えなくなることはありませんが、画面が見づらく使い辛くなるので修理を依頼しましょう。
理由に関しては、iPhoneの場合とAndroidの場合とで持ち込み・郵送と変わりますので修理に出すの項目もご確認ください。
修理や設定変更する前にする事
iPhone・Androidどちらを使っているのか確認する
使用しているスマホの種類で対処法が変わります。
確認の方法は以下2つの手順にて確認をしてください。
- ホーム画面で「設定」をタップ
- 一番上に表示されている「情報」をタップ
上記手順にてお使いの機種名が表示されます。
機種名が「iPhone~」と表示されていればiPhoneの場合の対処法で調整してみましょう。
設定を押した時に、情報が表示されない場合はAndroidの設定方法で調整してみましょう。
再起動してみる
画面の黄ばみが気になる方はまず再起動を試してみましょう。
iPhoneの再起動は下記2つの手順で行えます。
- スマホの「電源ボタンを長押し」
- 「スライドで電源をオフ」をスライド
画面が真っ暗になるのを確認した後、30秒以上電源を落としたままにしてから電源を入れてください。
Androidの再起動は下記2つの手順です。
- スマホの「電源ボタンを長押し」
- 「電源を切る」をタップします
画面が真っ暗になるのを確認した後、30秒以上電源を落としたままにしてから電源を入れてください。
電源を切ったままにする理由は、画面から電気を遮断することで直る可能性があるからです。
システムが悪さをしている場合も同様に再起動で直る可能性があります。
iPhoneの場合の対処法は6つ
True Toneモードのオンオフを切り替える
iPhoneにはTrue Toneモードという機能があります。
これは、iPhoneの画面の明るさを周囲の明るさ・色合いに合わせるという機能です。
つまり、周囲の明かりが青っぽい色であれば画面の色も少し青っぽく調整されるということです。
画面の色合いを自動で調整して目への負担を軽減するという機能ですが、この機能が誤作動を起こしている場合、画面が黄色みを帯びている可能性があります。
- 画面を下から上にスワイプ
- 太陽マーク長押し
- 右下の「True Tone」でオンオフ
この方法で切り替える事ができます。
Night Shiftモードのオンオフを切り替える
次はNight Shiftについて説明します。
この機能は、iPhoneの画面の明るさをコンピュータの時計と位置情報を使い、夜間の間画面の色を暗くするという機能です。
夜に画面から出るブルーライトを減らし、寝付きを悪くしないための昨日ですがですが、この機能が誤作動を起こしている場合画面が黄色みを帯びている可能性があります。
- 画面を下から上にスワイプ
- 太陽マーク長押し
- 真ん中の「Night Shift」でオンオフ
この方法で切り替える事ができます。
カラーフィルターをかける
カラーフィルタは色覚に障害がある場合でも色の違いを見分けやすくする機能です。
しかし、正常に見えている状態でこの機能を使うと画面の見た目が変わってくるので注意が必要になります。
- ホーム画面で「設定」をタップ
- 「アクセシビリティ」をタップ
- 「画面表示とテキストサイズ」をタップ
- 「カラーフィルタ」をタップ
サンプルの中で一番画面が正常に見えるフィルタを探してください。
ホワイトポイントを調整する
ホワイトポイントとは、画面の明るさを示し画面の基本的な明るさの設定になります。
iPhoneでのホワイトポイントは以下の手順にて調整が可能です。
- ホーム画面で「設定」をタップ
- 「アクセシビリティ」をタップ
- 「視覚サポート」をタップ
- 「画面表示とテキストサイズ」をタップ
- 「ホワイトポイント」をタップ
ホワイトポイントを調整し、適切な明るさに変更しましょう。
iPhoneをアップデートする
ここまでの設定で直らない人は、iPhoneのアップデートを試してみましょう。
- ホーム画面で「設定」をタップ
- 「一般」をタップ
- 「ソフトウェア・アップデート」をタップ
上記3つの手順で、アップデートがあるか確認出来ます。
アップデートすることで解決できる不具合が解消される可能性があります。
更に、アップデートがたまると画面の不具合だけでなく、動作が重くなる事もあるので定期的にすることをおすすめします。
iPhoneを修理する
上記の方法で改善されない場合は本体の故障が疑われるので修理を依頼しましょう。
iPhoneの修理は主に2つの方法で修理が可能です。
- iPhone公式リペア店舗に持ち込む
- iPhoneを郵送する
修理方法については、AppleのiPhone修理サービスページに問い合わせ方法が記載されているので確認してください。
Androidの場合の対処法5つ
ホワイトバランスを調整する
周囲の光に応じて画面の色合いを調整する機能ですが誤作動で画面を黄色く映してしまうことがあります。
- ホーム画面で「設定」をタップ
- 「画面設定」をタップ
- 「詳細設定」をタップ
- 「ホワイトバランス」をタップ
画面が一番白くみえる状態にしましょう。
ブルーライトカットモードを解除する
Androidスマホにはブルーライトを減らし、目への負担を減らすモードが導入されています。
このモードにより画面の色合いが黄色く見えてしまう可能性があります。
- ホーム画面で「設定」をタップ
- 「画面表示と明るさ」をタップ
- 「ブルーライトカットモード」もしくは「Night Shift」をタップ
設定がオンになっていれば一度オフにし、ホーム画面に戻り画面が正常に見えるか確認してみましょう。
読書灯がオフになっているか確認する
読書灯とはスマホの画面をオレンジ色に見せ電子書籍等を読みやすくする機能です。
読書灯が起動していると画面はオレンジ色に見えるのでオフにしましょう。
- ホーム画面で「設定」をタップ
- 「ディスプレイ」をタップ
- 「読書灯」をタップ
普段からKindleなどの電子書籍を読まない場合は設定がオンになっていればオフにしましょう。
明るさの自動調整を外す
画面の明るさを調整する機能が誤作動を起こすと画面が黄色く見える事があります。
- ホーム画面で「設定」をタップ
- 「ディスプレイ」をタップ
- 「詳細設定」をタップ
- 「明るさの自動調整」をタップ
自動調整のチェックボックスを外してください。
自動調整を解除することで画面を明るく維持でき、黄色に見える症状を解決できます。
Androidをアップデートする
iPhoneのアップデートを試しましょう。
- ホーム画面で「設定」をタップ
- 「システム」をタップ
- 「詳細設定」をタップ
- 「システムアップデート」をタップ
これでアップデートがあるか確認出来ます。
アップデートすることで解決できる不具合が解消される可能性があります。
更に、アップデートがたまると画面の不具合だけでなく、動作が重くなる事もあるので定期的にすることをおすすめします。
Androidを修理する
Androidの修理方法は主に2つあります
- 家電量販店や百貨店に存在する修理サービスを利用する
- メーカーへ修理依頼を出す
メーカーへ修理依頼を出す前に一度持ち込みサービスを利用することをおすすめします。
Androidの修理サービスはiPhoneと違い店舗数が多いのでいたるところで見られると思います。
安く出来ることもあるのでおすすめですので、Google等で「Android スマホ修理」と調べてみましょう。
【まとめ】スマホの画面が黄色になるのは設定で直せる事がある
- スマホ画面の物理的な破損
- スマホの設定が影響している
- ユーザー補助機能が影響している
- 画面焼けをしている
スマホ画面に一部黄ばみが見られる場合、まずはお使いのスマホの設定を見直してみましょう。
また、合わせて上記4つの原因についても確認いただくことで現在のスマホの状態を把握することができるかと思います。
また、画面の黄ばみに関しては原因にもあるように物理的な破損という部分も影響している場合があります。
特にスマホのような精密機器は、腰の高さから落としただけでも簡単に壊れてしまうのでガラスフィルムなどの保護製品であらかじめ対策しておくことで故障の確立を下げることが可能です。
既に故障してしまった方は修理業者等に依頼を行い、まだ故障していない人は予防策としてスマホフィルムを装着することをおすすめします。