近年、需要が増え続けているスマートウォッチですが、中でも一番有名なのはアップルウォッチ。 知ってはいるけど、具体的にどんな機能があるか分からない人も多いでしょう。 そこで、今回の記事では、以下の悩みを持った人に向けた内容をご紹介します。
「アップルウォッチを使ってみたいけど、どんな機能があるの?」 「買ってから後悔するのは嫌だし、自分に必要かどうか知りたい!」
この記事を読めば、「アップルウォッチの便利な機能」や「アップルウォッチを買うべき人・そうでない人」が分かりますよ。
アップルウォッチを買おうか迷っている人は、ぜひ最後まで読んでみてください!
アップルウォッチでできること21選!
- 振動付きのアラームで起こしてくれる
- Siriを使って色々な操作ができる
- 時計の文字盤を変えられる
- アプリの通知を確認できる
- メッセージの確認・返信ができる
- セルラーモデルなら単体で通話できる
- 電子決済ができる
- Suica・PASMOとして改札を通れる
- 運動時間を記録できる
- 睡眠時間を記録できる
- 心拍数や血中酸素濃度を測定できる
- 耐水機能がある
- 緊急時に指定した連絡先にメッセージを送れる
- Mac・iPhoneのロックを解除できる
- iPhoneを無くした時に探すことができる
- iPhoneのカメラを操作できる
- Airpodsの操作ができる
- ベルトをおしゃれにカスタマイズできる
- 天気予報を確認できる
- 懐中電灯として使える
- マップを確認できる
時計一つにこれほどの機能が揃っているとは、驚きですね。 次は具体的に何ができるのか、一つずつ解説していきます!
振動付きのアラームで起こしてくれる
夜にアップルウォッチを付けて寝れば、毎朝快適に起きることができます。 アップルウォッチは振動で通知やアラームを設定できるので、うるさい音で起きる必要がないからです。 また、振動の強さやパターンを変えることができ、振動に鈍感な人でも安心して使えますよ。 振動付きのアラームは、一度使うと二度と手放せなくなるくらい便利なんです! 例えば、
- 家族や同居人を起こさずに早起きをする
- 電車で乗り過ごしをしないように、到着駅の1、2分前に振動アラームを設定する
- アラーム音を出してはいけないオフィスで仮眠をとる
これらのシチュエーションで大活躍してくれます。
Siriを使って色々な操作ができる
iPhoneユーザーの方で、Siriの機能をあまり使ってこなかった人は多いと思います。 ですが、アップルウォッチでSiriの操作をすれば、今までSiriとは無縁だった人でも便利に感じるでしょう。 例えば、料理中に両手がふさがっている時や、手が汚れていてタイマーに触れない時ってありますよね? そのような時は、アップルウォッチのマイクを口に近づけて話しかけるだけで、簡単にタイマーをセットできます。 わざわざ手を洗う必要がなく、スムーズに料理ができますよ。
時計の文字盤を変えられる
アップルウォッチの非常に魅力的な機能の一つが、時計の文字盤を変えられることです。 デジタル風からアナログ風、ミッキーマウスやトイ・ストーリーのようなキャラクターデザインなど、種類は豊富。 同じデザインの中から数十種類のカラーを選ぶこともできます。 その日の気分に合わせて自由に文字盤を変えることができるのは、アップルウォッチならではの機能です。
アプリの通知を確認できる
iPhoneに通知が来た際は、アップルウォッチをちらっと見るだけで簡単に確認できます。 上司や取引先などの、重要な通知のみを表示させることができるので仕事もはかどりますね。 「仕事中なのに、iPhoneで通知を見た際にSNSも見てしまう」 「わざわざ鞄やポケットからスマホを取り出すのが面倒」 これらの悩みがある人は特に使ってほしい機能です。
LINEの返信ができる
アップルウォッチはLINEアプリも使えるので、手元で返信を素早く行うことが可能。 主にできるのは次の機能です。
- 定型文/スタンプの送信
- 音声入力
- 音声メッセージ
- マイQRコード
家族や友人へのメッセージなら、あらかじめ定型文を登録するのがオススメ。
- 「オッケー」
- 「もうすぐ着きます」
- 「すみません、今は取り込み中です」
などの日常で使うメッセージを登録しておけば、わざわざiPhoneで文字を入力する必要もありません。
セルラーモデルなら単体で通話できる ※ライン電話は非対応
アップルウォッチには2種類のモデルがあります。
- セルラーモデル
- GPSモデル
セルラーモデルはキャリア契約をしなければいけませんが、単体で通話ができます。 iPhoneを持ち歩きたくないジョギング中や、散歩中に電話に出ることができるのは非常に便利ですね。 GPSモデルの場合は、iPhoneがBluetoothの範囲内になければ電話に出ることができません。 ですが、大抵の人はiPhoneを常に持ち歩いてるでしょうし、GPSモデルでも特に不便を感じることもないでしょう。 注意点として、アップルウォッチはLINE電話に対応していませんが、不在通知を受け取ることができます。 折り返しの電話をスマホでできるので、連絡を見逃すこともないでしょう。
電子決済ができる
今の時代、財布を持たずにスマホで電子決済ができて便利ですよね。 アップルウォッチなら片手をかざすだけなので、スマホを取り出す必要がなくなります。 今よりも、さらにスムーズな買い物ができるようになりますよ。 主に使える電子決済・コード決済はこちら!
- VISA
- LINE Pay
- WAON
- nanaco
- iD
- QUICKPay
- PayPay
- au PAY
- Tマネー
- メルペイ
Suica・PASMOとして改札を通れる
アップルウォッチは、iPhoneと同様に、SuicaやPASMOを使うことが可能。 改札のタッチパネルにアップルウォッチの画面をかざすだけで、改札を通ることができます。 毎日電車やバスに乗るビジネスマンにとって、需要が高い機能です。 注意点として、改札口のタッチ部分は右側なので、左腕にアップルウォッチを付けているとタッチがしずらいです。 右利きの人の多くは、左腕に時計をつけるので、慣れるまで違和感があるでしょう。
運動時間を記録できる
アップルウォッチは、運動不足が気になる大人にとって、心強いサポートをしてくれます。 ワークアウトアプリを使いこなせば、日頃の健康管理ができるからです。 具体的には、
- 運動時間
- 走行距離
- 消費エネルギー
などを記録することが可能。 また、デスクワークなどで座り続けていると、「そろそろ立ちませんか」と通知で教えてくれます。 自分が普段どれくらい運動をしているか、どういった運動が必要かを確認できるので、エクササイズのモチベーションも上がりますね。
睡眠時間を記録できる
アップルウォッチの睡眠アプリを使えば、過去の平均睡眠時間や目標の睡眠時間を記録できます。 睡眠アプリによっては、浅い眠りの時に起こしてくれるものもあるので、毎朝気持ちよく目覚めることができますよ。 睡眠は一日のパフォーマンスを上げるための大事な習慣の一つです。 「最近疲れ気味だな~」 「朝起こるのが辛いなぁ」 これらの悩みがある方には、特にオススメしたい機能です。
心拍数や血中酸素濃度を測定できる
アップルウォッチシリーズ5以降から、心拍数が測れるようになりました。 主に運動後や安静時の心拍数を測るときに使います。 もしも、不規則な心拍があった際は通知が来るので、健康的に異常があるかどうかがすぐに分かります。 また、アップルウォッチシリーズ6以降では、血中酸素濃度を測ることができます。 測る方法は、約15秒ほど動かずにいるだけ。 血中酸素濃度は自分が疲れているかどうかの基準になります。 現在では、新型コロナウィルスの重症化の目安にもなるので、定期的に測っておきたいですね。
耐水機能がある
アップルウォッチは、生活の中で濡れてしまうような場面でも、問題なく使うことができます。 例えば、以下の場面でわざわざアップルウォッチを外さなくても大丈夫です。
- 料理や洗い物
- お風呂やシャワー
- プール
- 運動後に汗を流す時
注意点として、アップルウォッチを付けたままシャワーを浴びる際は、石鹸やシャンプー・コンディショナーが本体に付かないようにしましょう。 時計本体の性能が低下する原因にもなります。
緊急時に指定した連絡先にメッセージを送れる
アップルウォッチを付けた状態で転んでしまった時は、搭載された内部センサーが揺れを検知します。 この機能により、転倒してから60秒経っても反応がない場合は、登録した緊急連絡先にメッセージを届けてくれるのです。 転んだ際にけがをして動けなくなった時や、意識不明になった時など、自分の命を守る保険にもなります。 登山やキャンプなど、アウトドアな趣味を持つ人は、万が一のために持っておいて損はないでしょう。
Mac・iPhoneのロックを解除できる
アップルウォッチを付けていれば、Macに近づくだけで自動的にログインができます。 パスワードを入力する必要もないので、スピーディーにお仕事・作業を始められますね。 もしもパスワードを求められた場合、アップルウォッチのサイドボタンを押せば入力せずに済みますよ。 また、iPhoneを使う際にマスクをつけた状態でも、Face IDのロック解除を解除することができます。 コロナ渦の中でも、外でマスクを外さずに済むので非常に便利です。
iPhoneを無くした時に探すことができる
家でiPhoneを使う際、「どこに置いたっけ?」と探すことってありますよね。 アップルウォッチなら、ペアリングしたiPhoneを操作することが可能です。 iPhoneから音を出したり、LEDライトを点滅させたりできるので、暗い場所でも簡単に見つけることができます。
iPhoneのカメラを操作できる
自撮りや集合写真を撮る際にも、アップルウォッチが役立ちます。 Bluetoothが届く範囲内であれば、アップルウォッチでiPhoneのカメラを遠隔操作できます。
- シャッターを切る
- ズームイン/ズームアウトの調整
- どう写っているかをアップルウォッチで確認
などの機能が色々と揃っています。 固定したiPhoneのボタンを押してから、撮影位置まで戻る必要がないのは本当に便利。 旅行先で思い出の写真を取る時に大活躍しそうですね。
Airpodsの操作ができる
Airpodsをお持ちの方は、アップルウォッチを使うことで今よりも快適に音楽を聴けるようになります。 具体的には以下の操作が可能です。
- 音楽の再生・停止
- 音量の調節
- 曲送り/曲戻し
- ノイズキャンセリングのオン・オフの切り替え
- 曲やプレイリストの切り替え
満員電車でスマホをポケットから出せない状況でも、手元で簡単に操作できます。
ベルトをおしゃれにカスタマイズできる
アップルウォッチのバンドは種類が豊富です。
- 平日はスーツに合うレザーや、金属製のバンド
- 休日はカジュアルなバンド
- ジムに行くときはシリコン製のバンド
シチュエーションや気分に合わせてバンドを選ぶことが可能です。 バンドを変えるだけで、印象も大きく変わります。 全く別の時計を使っている気分になれるので、飽きずに楽しく使うことができますよ。
天気予報を確認できる
アップルウォッチはApple純正の天気アプリや、Yahoo天気を使うことも可能です。
- 「天気を確認するだけのために、わざわざスマホを取り出すのが面倒」
- 「天気予報を見たついでに、関係ないSNSアプリもついつい見てしまう」
- 「会議中だけど、午後の天気が気になるなぁ~」
上記のような、ちょっとした悩みを解消するのに便利ですね。
懐中電灯として使える
アップルウォッチはライト機能もあります。 ライトの種類は、次の3つです。
- 常時点灯の白ライト
- 点滅の白ライト
- 常時点灯の赤ライト
夜に散歩やジョギングをしている際、遠くから来た車の運転手に、自分の存在を知らせることができます。 また、暗い場所で探し物をするときに、懐中電灯として照らすことができるのも便利です。
マップを確認できる
仕事や旅行で、行ったことのない場所に来た時はアップルウォッチのマップを使いましょう。 目的地までのルートを確認できて、右折/左折をする直前に振動で教えてくれます。 車の運転をしていて、画面を見ることができない時に便利ですね。 また、歩きスマホをして人にぶつかったり、スマホをうっかり落としてしまうこともないので、安全に目的地まで行くことができます。
注意!アップルウォッチにできないこと
iPhone以外のスマホとの連携
基本的に、アップルウォッチはiPhoneとの連携を前提としています。 AndroidなどのiPhone以外のユーザーは、アップルウォッチの便利な機能を使うことができません。 アプリに関しても、Appleのアプリしか使えないので、買っても後悔する可能性があります。 また、初期設定でもiPhoneが必ず必要です。 機種変更をしてまで使いたくない人は、別のスマートウォッチを買うのが妥当でしょう。
動画・電子書籍などの鑑賞
バスや電車などの移動中にスマホでYouTubeを見たり、電子書籍を読んだりするのが習慣の人は多いでしょう。 残念ですが、アップルウォッチでは動画・電子書籍を使う機能が備わっていないので、鑑賞することができません。 しかし、スマホと比べればアップルウォッチの画面は小さいので、動画や電子書籍を見るのにそもそも適していません。 「わざわざ時計で鑑賞するつもりはない」という人なら問題ないですね。
血圧・血糖値の測定
アップルウォッチは心拍数や血中酸素濃度を測ることができますが、血圧・血糖値を測ることはできません。 日頃から血圧が気になる人は、次世代のアップルウォッチに期待するしかありませんね。
ネット検索
アップルウォッチを使って調べ物をすることはできません。 Siriを使った簡単な検索は可能ですが、スマホのほうが使いやすいですし、電池の減りが早くなる原因にもなるので、ほとんど使わないと思います。 また、Twitter・InstagramなどのSNSや、Amazon・楽天などのネットショッピングもできません。 あくまで、「アップルウォッチは娯楽のための商品ではない」ことを理解しておきましょう。
スキューバダイビングなどの水圧が高い環境での使用
洗いものやお風呂など、生活の中で濡れてしまう程度なら問題ないですが、水圧が高すぎるスキューバダイビングでは使うことができません。 また、サウナなどの室温が高すぎる場所では、本体が故障してしまう可能性があるので、持ち込むことも不可能です。
アップルウォッチがいらない・必要ない人の特徴
iPhone単体の機能で満足している人
アップルウォッチには便利な機能が豊富にありますが、iPhoneでも十分便利な機能が使えます。 以下の人はアップルウォッチの恩恵を受けずらいでしょう。 「複数に機能を使いこなすのは疲れる」 「ポケットからスマホを取り出すのが特に面倒ではない」
アップルウォッチを買った後で、 「この機能使わないし、いらないよなぁ…」 「iPhoneのほうが多機能」 と後悔だけはしないように注意しましょう。
通知に気を取られたくない人
アップルウォッチは通知が来た時に即座に確認することができます。 しかし逆を言えば、通知が来るたびにアップルウォッチを見てしまうことになります。 仕事や勉強に集中したい人は、通知が気になって邪魔になるかもしれません。 もちろん、上司や仕事先からのメッセージなど、重要性の高い通知のみ表示するように設定すれば、気が散ることもないです。
電子決済をしない人
アップルウォッチを買うメリットの一つが、iPhoneをポケットから取り出さずにApple Payが使えることです。 しかし、Apple Payを使わない人や、現金払いが良い人にとってはいらない機能になってしまいます。 一番便利な機能を使わないとなると、アップルウォッチの利便性を感じにくいでしょう。
時計をつけない人
普段から時計をつける習慣がある人は、アップルウォッチを付けても何も違和感を感じないでしょう。 ですが時計を全くつけない人は、常にアップルウォッチの画面が傷つかないよう気を使ったり、バッテリーが減らないよう管理しなければいけません。 普通の時計の代わりとして買うと、慣れるまで苦労する可能性があります。
健康管理を気にしない人
アップルウォッチは心拍数を測ったり、運動量・睡眠時間を管理する機能が備わっています。 日頃のヘルスケアをしたい人にとっては嬉しいですが、健康管理を気にしない人からすれば意味のない機能です。 座りすぎた時に運動を促す通知が来る機能も、運動しない人にとっては邪魔なだけでしょう。 それに通知をオフにすれば、せっかくのアップルウォッチのメリットが減ってしまいます。
まとめ:こんな方はアップルウォッチを持つべき!
多機能なアップルウォッチですが、最後に持つべき人といらない人を簡単に見ていきましょう。 【アップルウォッチを持つべき人】 ・Apple製品が好き、iPhoneユーザー ・睡眠などの健康を細かく管理したい ・スポーツが大好き ・スマホを取り出す動作が面倒 ・文字盤をおしゃれにカスタマイズしたい ・かっこいいスマートウォッチに憧れている ・iPhoneをより便利に使いたい ・買い物や交通機関の支払いを楽にしたい ・Airpodsを便利に使いたい
アップルウォッチを使いこなすには、iPhoneユーザーであるのが原則です。
また、日頃の健康管理や、今よりもちょっと便利な生活が欲しい方は、「アップルウォッチを買って良かった」と感じますよ。
【アップルウォッチがいらない人】 ・iPhone単体の機能で満足している人 ・通知に気を取られたくない人 ・電子決済をしない人 ・時計をつけない人 ・健康管理を気にしない人
結論から言うと、今の生活で満足していて、新しい機能に全く興味がない人はアップルウォッチが必要ないです。
決して安い買い物ではないですし、全体の機能を見て「絶対いらないし、使わないな」と思ったら、買わない方が得でしょう。 今回は、アップルウォッチの機能や、買った方が良い人・買わなくても良い人などを紹介しました。 アップルウォッチが気になるけど、購入までの一歩が踏み出せない方もいると思います。 まずは、「アップルウォッチの機能で自分のライフスタイルがどう良くなるか」を考えることから始めてみましょう。 今回ご紹介した記事が、アップルウォッチを購入する後押しになれば幸いです。
また、各アップルウォッチの機種の違いについても別記事にて紹介しています。
できることだけではなく各機種の違いについても合わせて知りたい方には参考になる記事となっていますので、別記事もご参考ください。