スマートフォンにガラスフィルムを貼ってゲームをしていると、やりにくいと感じることはありませんか?
実は「やりにくい」と感じるのには理由があります。
先に原因をお伝えするとやりにくいのはガラスフィルムを使っているからです。
本記事では、ガラスフィルムだとなぜゲームがやりにくいのか、ゲームをやるにはどのようなフィルムがおすすめなのか紹介します。
ガラスフィルムはゲームがやりにくい?
冒頭でもお伝えした通り、ガラスフィルムは強度こそあるものの、通常のフィルムと比べると滑りが悪くゲームがやりにくいです。
ゲームがやりにくいと感じる方は、素直にフィルムの買い替えをされることをおすすめさせていただきます。
ただ、ゲームに最適な保護フィルムがどれかわからずに悩んでしまう方もいると思うので、引き続きフィルムの種類や特徴について紹介していきます。
保護フィルムの種類を解説
まず保護フィルムの種類から解説しましょう。
保護フィルムは大きく分けると、いわゆる「保護フィルム」と「ガラスフィルム」の2種類に分かれます。
これらの違いが一番わかるのは素材です。
PET(ポリエチレンテレフタレート)とはペットボトルのPETですね。
ガラスフィルムは文字通りガラスからつくられています。
さらに細かく用途ごとの種類もありますが、のちほど解説いたします。
ガラスタイプ
さてそれぞれの特徴ですが、まずガラスフィルムは保護フィルムより厚みがあるため、衝撃性に優れています。
衝撃によってフィルムが割れることはありますが、本体の液晶まで割れることを防ぎます。
また、ガラスフィルムはきれいな光沢による高級感があります。
しかし、逆にPETタイプの安価なものは500円程度から購入できるのに対し、ガラスタイプは約2倍の価格帯が多くなります。
また、PETタイプには選択肢も多く、様々な用途に適します。
PETタイプ
次にPETタイプの主な種類を解説いたします。
光沢
光沢タイプはフィルムに光沢感のあるつるつるとしたフィルムが特徴です。
画面がきれいに見えるという長所がある反面、太陽光など強い光の下で見ると、光の反射が強く画面が見えにくくなることと、指紋が付きやすいという短所があります。
アンチグレア(マット&反射防止)
アンチグレアは保護フィルムの表面に光沢がなく、光の反射も少なくなるように加工されています。
サラサラとした触り心地となっています。
光が反射しないため、部屋の明かりや太陽の光などに左右されることなく画面が見やすいです。
その反面光沢タイプほど画面がきれいに見えないという短所があります。
ブルーライトカット
ブルーライトは就寝前に多く浴びると寝つきが悪くなると言われています。
ブルーライトカットタイプはこのブルーライトをカットしてくれるものです。
しかし、このフィルムは青みがかっているため、時には画面が少し青っぽく見えてしまう短所があります。
覗き見防止(プライバシー)
自分のスマホを周囲から見えにくく加工してあるものです。
垂直にまっすぐ見た場合は影響ありませんが、少しでも角度が変わると画面が見えにくくなります。周囲の視線が気になる方にはおすすめです。
反面、透過性が下がるため若干画面を暗く感じる場面もあるかもしれません。
各ゲーマー向けおすすめ保護フィルム
音ゲー向き
アンチグレア(マット&反射防止)タイプはアンチ(反対・対抗)グレア(光沢)文字通り光沢のないさらさらとした肌触りのフィルムです。
指が滑りやすい、画面の汚れが目立たない、指紋が目立たないなど音ゲーに適しています。
参考:アンチグレアフィルムの保護フィルムは見にくい?グレアとの違いや特徴を紹介
動画好き向け
グレア(光沢)タイプは、どちらかというとグラフィック重視でアクション要素の少ないゲームを中心としている人に向いています。
動画配信サービスのような動画コンテンツも見やすくぴったりです。
強度重視の人はガラスフィルムがおすすめ
強化ガラスとは、一般的なフロート板ガラスに比べ、3〜5倍程度の強度を持つガラスのことです。
強化ガラスタイプはナイフや鍵などでも傷付かないほど硬質なガラスで作られているので、落としても画面にひびが入ることはありません。
各ゲーマー共通のおすすめフィルム3つの条件
ゲーム勝率アップのためには次の3つの条件を兼ね備えていることが理想といえます。
- アンチグレアフィルム
- 画面がきれいに見える
- 耐久性
そんな都合の良いフィルムがあるのでしょうか。
結論を急がず、ここで小休止してその他のゲーム上達のコツを見てみましょう。
ゲーム上達したい人のためのコツ5つ
ベビーオイル
指が乾燥して滑らないという人は、指にベビーオイルを少し塗るだけで指の滑りが格段に良くなります。
ベビーパウダー
手の汗で画面がべつくという人は、ベビーパウダーを使うとさらさらになって引っ掛かりが無くなり快適ですよ。
滑り止めマット
スマホやタブレットで音ゲーなどをやるとき、下に滑り止めマットを敷くと便利です。
スマホ対応手袋
スマホやゲーム機のタッチパネルの操作用手袋です。
指サックに比べると細かい操作はしにくいですが、真冬に使用するなら寒さ対策をしながらゲームのやりやすさも向上します。
スマホ用指サック
指先を覆うことで手汗や乾燥を防いでくれます。
手汗対策になるので、ゲームをプレイしていて重要な場面でミスをしてしまうというリスクが軽減できます。
【まとめ】ゲームをするならアンチグレアを使おう
まとめるとゲームなどにおすすめのフィルムはアンチグレアタイプとなります。
ゲームの中には画面をタップしたままスライドさせる操作があったり、当たり前のように上下左右にスライドする動作もあったりします。
滑りが悪くてミスの連発、しかも指が痛い。
その悩みを解決してくれるのがアンチグレアフィルムなのです。
しかしアンチグレアフィルムにも画面の画質が多少落ちてしまうという短所もあります。
これらの短所が気になる方には、アンチグレアガラス、アンチグレア強化ガラスという選択肢もおすすめです。
1つ、ガラスフィルムでお伝えさせていただくと、ゲーマーとして特に気を付ける点はフィルムの厚みです。
確かに強度は増しますが、タップの反応が悪くなる可能性もあります。
結局アンチグレアは外せないが、アンチグレアガラスタイプなどはガラスの厚みなど、自分の目的とのバランスで選ぶのが良いのではないでしょうか。
また、フィルムに関しては厚さがあるとタップ等の反応だけではなくケースと干渉する可能性もあるので注意するようにしましょう。