ガラスフィルムが少しでも割れたとき、あなたならそのまま使い続けますか?
例えばスマホの角を少しだけ机にぶつけてしまってガラスフィルムの角が欠けてしまった時など、そのまま使い続けている人は多いと思います。
ガラスフィルムが少し割れた状態なら問題ないと思っている方も多いですが、怪我をするリスクやスマホ自体の破損に繋がるリスクが高いためすぐにフィルムの交換をおすすめします。
ただし、ガラスフィルム自体も常に予備を持っている人ばかりではないので、本記事ではガラスフィルムが割れた際の対処法3つと合わせてご紹介します。
ガラスフィルムが少し割れてしまった場合の対処法3つ
画面の破損がない場合はガラスフィルムを剥がす
1つ目の対処法は、スマホ本体の画面が破損していない場合はガラスフィルムを剥がすことです。
ただし、ガラスフィルムを素手で剥がすことは難しいので、ある程度強度があり薄いカードの使用がおすすめです。
プラスチック製のトランプやカードであれば、画面とガラスフィルムの間に差し込みやすく比較的容易に剥がすことができます。
クレジットカードやICカードの使用はカード本体を傷めてしまうので使わないようにしましょう。
剥がす際にガラスフィルムの破損部分から剥がしてしまうと、ガラス片が飛び散るなど危険な場合があります。
なるべく割れていない部分から剥がすようにし、カッターやハサミなど先が鋭利な道具の使用は行わないようにしましょう。
カッター等の道具を使用してしまうと、ガラスフィルムを剥がせたとしても画面が傷付いてしまう恐れがあります。
また、爪などで強引に剥がすことも爪が割れてしまいケガをしてしまう可能性があります。
安全にガラスフィルムを剥がすことができるよう準備をしましょう。
セロハンテープで固定する
2つ目の対処法は、ガラスフィルムの破損部分をセロハンテープで固定することです。
セロハンテープは手軽に使用することができ部分的な処置に最適です。
割れている箇所にセロハンテープを貼ることでガラスフィルムのさらなる破損を防いでくれます。
ただし、何度も貼り換えを行うとガラスフィルムの破損が拡大する恐れがあります。
また、セロハンテープの糊が本体の画面に付着して凝固してしまうと、操作性に支障をきたす可能性があります。
糊は取り除くのに手間がかかるので、マスキングテープがあればマスキングテープで代用するようにしましょう。
液晶保護フィルムで固定する
3つ目の対処法は、少し割れてしまったガラスフィルムの上から液晶保護フィルムで固定することです。
破損の拡大やガラスが飛び散るのを防ぐことができ、保護フィルム自体も100円ショップなどで販売されているのでお手軽な対処法です。
スマホ専用の液晶保護フィルムということもあり、操作性・視認性・見た目はセロハンテープよりも優れています。
ガラスフィルムの交換までに時間を要する場合は液晶保護フィルムの使用がおすすめです。
ガラスフィルムが少し割れた状態で使用を続けるとどうなる?
けがの原因になる
ガラスフィルムが割れると普通のガラスが割れた同じくらい危険です。
破損したガラスの断面は鋭く、その部分が露出していることで容易に指が切れるなどのケガにつながります。
販売されているガラスフィルムの多くは、飛散防止加工をされていることが多いです。
破損してすぐにガラス片が飛び散るということはないですが、そのままにしておくと段々と剥がれてきて危険な状態になります。
小さなお子さんやペットが家庭にいる場合、ガラス片を飲み込んでしまったり踏んでしまったりと思わぬ事故につながる可能性があります。
またガラス片は小さく鋭いので、一度皮膚に刺さると中に入り込んで自力で取り除くことが難しくなります。
ガラス片を取り除くには、切開・縫合と痛みを伴いますし、通院も必要になってきます。
スマホは使用頻度が高い分ケガにもつながりやすいのでガラスフィルムが少し割れただけでもすぐに対応するのが望ましいです。
スマホ自体の故障の原因になる
ガラスフィルムが割れた状態で使用することでスマホ自体の故障の原因になります。
ガラスフィルムは一度割れてしまうと強度が落ち、更に衝撃の吸収に偏りが生じます。
割れたガラスフィルムを剥がさずスマホを落としたりぶつけた場合ガラスフィルムが吸収できなかった衝撃が本体に伝わり画面が割れてしまう可能性があります。
ガラスフィルムが一部でも割れていると、スマホへの保護能力が大きく低下してしまいます。
スマホを様々な故障の要因から守ることができなくなります。
また、割れたガラスフィルムの隙間から水やホコリが入り込み、本体の画面と挟まれてしまい操作性や視認性の悪化につながります。
ガラスフィルムが少し割れたら交換が必須
ガラスフィルムが少しでも割れたら交換をすることが必須です。
応急処置としてはセロハンテープや保護フィルムでの固定など、様々な方法がありますがガラスフィルムは少し割れただけでも割れた部分が脆弱になりそこからどんどん破損が拡がっていきます。
保護機能が低下しているガラスフィルムを使用し続けることで、スマホ自体の故障の原因にもなります。
また、ガラスが指に刺さりケガをするなど、人体への悪影響も出てきます。
自分でガラスフィルムの交換が難しい場合や画面割れの心配がある場合は、スマホ修理の店舗に行くことで交換をしてもらうことができます。
ガラスフィルムの割れは放置せず、応急処置を行なった上で交換をすることがおすすめです。