「アップルウォッチを買おうと思っているけど、バンドの種類が多くて選べない!」 アップルウォッチを買う決心をしたのは良いですが、購入の際にケースやモデル、サイズなどを選ばなければいけません。
バンド選びもそのうちの一つです。
アップルウォッチの純正バンドは全部で11種類あるので、自分の好みに合わせて選ぶことができます。
「11種類もあると、どれを選べば良いのか分からないなぁ…」と思った方もいるでしょう。
結論から言いますと、アップルウォッチ初心者に一番おすすめのバンドは「ソロループ」です。
- 6,800円(税込)で他バンドより安価
- シンプルなデザインなので色々な服装に合わせやすい
- バンドに腕を通して装着するので毎回のサイズ調整が不要
- 耐水性能があり日常生活でもストレス無く使える
もちろん、ソロル―プ以外にもおすすめできるバンドがいくつかあります。
本記事では、アップルウォッチの純正バンド全11種類と、その中でも特におすすめのバンド5つをご紹介します。
また、記事の最後には自分のライフスタイルに合ったバンドの選び方も解説するので、ぜひ最後まで読んでみてください!
アップルウォッチの純正バンド全11種類を紹介!
※各商品名をクリックするとAppleの公式サイトに移動します
アップルで販売されている純正バンドは上記の11種類です。
純正バンドだけでもこれだけの種類があるので、どれを選べばいいのか迷いそうですね…。
ここでは純正バンドの機能や使用感のレビュー、公式の販売価格などを解説します。
また、ここで紹介するバンドのデザインが見たい方は、下記のレビュー動画をご覧ください。
気になる純正バンドの見た目がすぐにチェックできます。
ソロループ
引用:Apple公式サイト
価格 6,800円(税込)
素材は柔らかいシリコン製で、肌に優しい着け心地のバンドです。
金属などの留め具がないので安全性が高く、バンドに腕を通すだけで装着ができるのが特徴。
防水なのでアップルウォッチを付けたまま洗うこともできます。
「金属の留め具が肌に触れるのが嫌!」 「シンプルなデザインが好き」 こんな方におすすめできるバンドです。
※注意点として、留め具がないということはバンドのサイズ調整ができません。
合わないサイズを買って後悔しないように、購入前にアップル公式ウェブサイトで閲覧可能な「アップルウォッチバンドの測定ツール」を使って、自分の手首に合ったサイズを確認しておきましょう。
- 装着が楽にできて付け心地もすごく良い!
- 洗いやすいデザインなので、メンテナンスが簡単にできる
- サイズ選びが難しいから、ショップで直接試着した方が良い
ブレイデッドソロループ
引用:Apple公式サイト
価格 14,800円(税込)
素材はシリコン糸を織り込んで作られており、普通のソロループよりもおしゃれなデザインに仕上がっています。
耐汗・耐水性能があるので装着時に汗をかいてしまっても、洗って乾かせば再度使うことができます。
蒸れにくく、肌を傷つけにくい質感のバンドなので、寝ている時に付けていても皮膚が荒れてしまうこともありません。
ブレイデッドソロループのデメリットとして、次の2点が挙げられます。
- 普通のソロループよりも少し値段が高い。
- 洗って使うことができるが、乾くまでに時間がかかる。
「おしゃれなデザインや付け心地の良さを考えれば、値段が少し高くてもかまわない」 「バンドが濡れるような状況でアップルウォッチは使わない」 このような人であれば、問題なくブレイデッドソロループを使うことができるでしょう。
- ソロループよりも蒸れにくいので夏でも快適に使える!
- おしゃれな柄や、華やかな色が多い
- 汗をかきすぎると、バンドが汗を吸ってベチョベチョに…
- 伸びやすいバンドなので、小さめのサイズも試着した方が良いですよ
スポーツバンド
引用:Apple公式サイト
価格 6,800円(税込)
素材はフルオロエラストマーという耐久性のあるゴム素材で作られており、硬すぎず、肌に優しい質感のバンドです。
また、耐水性で水を吸わないので、濡れた際は軽く拭くだけですぐに乾きます。
スポーツバンドには小さな穴が7つ開いており、留め具を使ったサイズ調整が可能です。
さらにスポーツバンドは構造上、留め具ピンの突起が出ることがありません。
一般的な腕時計とは違って、装着時に留め具ピンが服などに引っかかることもないので、ストレスなく使用できます。
スポーツバンドは名前の通り、運動時にアップルウォッチを使いたい人におすすめできるバンドですね。
- 偽物の類似品バンドと違って、長く使っても表面が劣化せずサラサラしてる!
- サイズを細かく微調整できて使いやすいね
スポーツループ
引用:Apple公式サイト
価格 6,800円(税込) 素材はナイロン製で通気性が高く、汗などの湿気を逃してくれます。
柔軟性の高さと軽い重量、クッションのようなサラサラした肌触りが特徴です。
スポーツループは腕を通して、マジックテープで留めることで装着できるバンドとなっており、サイズ調整も簡単にできます。
デメリットがあるとすれば、ナイロン生地でできているため、他のバンドと見比べた際に少しチープな印象があることです。
見た目よりも付け心地・使いやすさなど、性能重視の方におすすめの純正バンドです。
- 睡眠中にも使えるほどフワフワした感触が気持ち良い
- サイズ調整が自由にできるのは便利
- 見た目が少しチープなのと、普段使いがしづらい派手なカラーが多い
Nikeスポーツバンド
引用:Apple公式サイト
価格 6,800円(税込)
スポーツ関連の商品・サービスなどの販売を行っている大手企業Nikeとのコラボバンドです。
基本的な性能は普通のスポーツバンドと同じく以下の特徴があります。
- 素材は耐久性が高いフルオロエラストマー
- 防水性
- 服に引っかかりにくいデザインの留め具ピン
大きく異なるのは、バンド全体に複数の通気穴が開いており、より運動に特化したデザインであることです。
Nikeブランドが好きな人や、日常的にスポーツをする人におすすめできるバンドでしょう。
- 穴がたくさん開いているので通気性は抜群です
- 運動中にバンドが手首に張り付くような不快感がない
- 2色で構成されたデザインがカッコいい
- たくさんの通気穴が集合体恐怖症の人からすると、少し怖く感じる
Nikeスポーツループ
引用:Apple公式サイト
価格 6,800円(税込)
スポーツ関連の商品・サービスなどの販売を行っている大手企業Nikeとのコラボバンドです。
素材と性能は普通のスポーツループと同じで、以下の特徴があります。
- 高い通気性
- マジックテープでバンドを留めるので、装着・サイズ調整が簡単にできる
- サラサラした肌触りでチクチクしない
普通のスポーツループと違うのは、バンドにNikeのロゴが入っていて、スポーツよりのデザインに仕上がっています。
こちらもNikeスポーツバンドと同様に、運動時にアップルウォッチを付けたい人や、Nikeブランドが好きな人におすすめのバンドです。
- Nikeのロゴが大きくがっつり入っています。色は派手すぎず落ち着いていてカッコ良い
- 普通のスポーツループよりも少し固めな触り心地です
レザーリンク
引用:Apple公式サイト
価格 14,800円(税込)
素材はルー・グラナダレザーと呼ばれる、フランス製の手作りレザーでできています。
留め具がマグネット式で調整しやすく、簡単に取り外しが可能です。
また、手に吸い付くようなフィット感があり、一日中気持ちよく使い続けられます。
値段が高めなのと防水性でないのがデメリットですが、高級感がありつつ硬すぎないデザインが素敵なバンドです。
ビジネス・カジュアルシーンで合わせやすいので、バンドを複数も買いたくない人におすすめですよ。
- マグネットで留めるタイプのバンドですが、走ったり腕を振ったりする程度では外れず、しっかり留めてくれます
- 一目で高級感が伝わるツヤ感や、大人っぽい雰囲気がある
- 簡単には外れないけど、バンドの留め具が服やリュックに引っかかった時に外れてしまう可能性があるので注意!
- 留め具にマグネットが使われているので、iPhoneのコンパス(方位磁石)機能に干渉するのがデメリット
モダンバックル
引用:Apple公式サイト
価格 21,900円(税込)
モダンバックルは、レザーと金属部品の見た目がスタイリッシュでお洒落なバンドです。
素材はフランス製のレザーでできており、丈夫でなめらかな質感になるよう特殊加工が施されています。
バンドには5つの穴があいており、好みのサイズに調整することが可能です。
また、マグネット式のボタンでなので、バンドを手首に巻いてパチッと簡単に装着できます。
一般的な金具式のバンドだと、毎回着脱する際に調整穴にピンを通す必要がありますが、モダンバックルは面倒な動作がないのが便利ですね。
値段は21,900円とかなり高めですが、モダンバックルはアップル純正バンドの中で特に上品な仕上がりになっています。
「値段が高くても、とにかくお洒落なバンドのほうが良い!」 という方であれば、満足できるバンドでしょう。
- 一度サイズ調整をすれば、あとはボタンで留めるだけなので装着がラク!
- ベルト自体は薄いのに、硬くて丈夫かつ高級感もある
- 他の純正バンドと比べたら、サイズ調整の幅が少ない
- バンドだけで2万円は高い
ミラネーゼループ
引用:Apple公式サイト
価格 14,800円(税込)
ミラネーゼループはビジネススーツとの相性が非常に良く、ビシッと服装を決めることができる金属タイプのバンドです。
ミラネ―ループの素材は、イタリアの特殊な機械を使って織り込まれたステンレススチールメッシュでできています。
金属なのにメッシュという不思議な質感が特徴です。
通気性が良く肌に優しい肌触りなので、汗ばむ夏でも快適に付けることができます。
こちらのバンドを装着する際は、バンドに手首を通して好みのサイズに合わせ、最後はマグネットで留めるだけです。
サイズ調整が無段階にできるので、サイズ選びに迷うことがありません。
デメリットは、バンドがメッシュでできているので、ニット素材の服を着ている際に服の繊維が引っかかってしまうことです。
ですが、スーツなら引っかかることもありませんし、ビジネスシーンでアップルウォッチを付けたい人なら問題なく使うことができますね。
- クラシックとモダンのバランスが素敵なバンドって感じ
- 留め具の磁石が色々な場所にくっついてしまうこともないので、ストレスなく使用できる
- 留め具のマグネットがiPhoneのコンパス(方位磁石)に反応してしまう
おすすめサードパーティー商品はこちら
リンクブレスレット
引用:Apple公式サイト
リンクブレスレットは耐久性が高く、高級感のある金属製バンドです。
素材は耐久性の高い316Lステンレススチールでできており、錆びにくく、傷がつきにくいのが特徴です。
見た目は光沢のあるツルツルとした質感で、手触りも良いです。
また、バンドを繋いでいるパーツの厚みが同じなので、非常になめらかで高級感がある仕上がりになっています。
選べるカラーは次の2種類です。
スペースブラックがシルバーよりも値段が高いですが、理由はスペースブラックのみにDLC(Diamond-Like-Carbon)コーティングが施されているからです。
DLCコーティングは、バンドの表面がより傷に強くなるというメリットがありますが、色を選ぶ際は、アップルウォッチ本体、またはケースの色に合わせて選ぶのがオススメです。
アップルウォッチがもう一台買えるくらい高い値段なのがデメリットですが、強い耐久性があるので長く使うことができます。
また、メタルバンドなのでスーツを着る人ならカッコよく付けこなすことができます。
「スーツに合うバンドが欲しい」 「値段が高くても高級感のあるバンドを付けたい」 こんな人におすすめの金属製バンドです。
- 普通の金属バンドはサイズ調整をするときに専用器具が必要だけど、リンクブレスレットはワンタッチでパーツを外すことができるので、余計な道具がいらないのは画期的だと思う
- 手首に巻いた際にバンドの厚みが一体化されるので、着けても全然痛くないしストレスもない
- 表面の質感が最高
- 予算がないと買えない値段の高さ
Hermèsバンド
引用:Apple公式サイト
フランスの高級ブランドで有名な「エルメス」とのコラボレーションバンドです。
Hermèsバンドはレザーバンドとナイロンバンドの2種類があり、それぞれが高級感のあるデザインをしています。
Hermèsレザーバンドはレザー素材でありながら、とても柔らかい肌触りをしています。
手首に装着する際に、スルっと巻けるほどのなめらかさです。
また、長く使えば使うほど素材が柔らかさや艶が出るので、バンドに味が出るのも特徴です。
Hermèsナイロンバンドは、2種類の色が組み合わさったデザインをしていて、上品かつお洒落なバンドです。
防水なので生活の中でバンドをうっかり濡らしてしまっても問題ありません。
プールで泳ぐ際も使用できますよ。
Hermèsバンドのデメリットは、高級ブランドということもあって値段が非常に高く、なかなか手が出しずらい点です。
しかし、長く使えるバンドですし、高級感やデザインのカッコよさは、他の純正バンドの中でもケタ違いです。
「ブランド品に目がない」 「もしかしたら今後買うかも…?」 という方は、ぜひチェックしてみてください!
- 一度使えば素人でも分かるくらい革のレベルが違う!
- 革なのに柔らかくて気持ちが良い
- アップルウォッチ本体がもう1つ購入できる価格で高価
おすすめのアップルウォッチ純正バンド5つ
ここまでアップルウォッチの純正バンド11種類を紹介しました。
純正品だけでもこんなに種類があると、どれが良いのか分からないですよね。
ここではそんな方に向けて、おすすめの純正バンドを紹介します。
おすすめの純正バンドは次の5つです。
おすすめする理由や、仕様に関する注意点なども分かるので、ぜひ参考にしてみてください!
ソロループ
引用:Apple公式
余計な柄が入っていないシンプルなデザインなので、どの服装にも合わせやすいです。
また、シリコン製なので手首の付け心地が良く、腕を通すだけで装着ができます。
防水なので、料理をする時や水まわりでの使用も問題なくできます。
ブレイデッドソロループ
引用:Apple公式
主な特徴は、伸縮性とやさしい肌触り、蒸れにくい通気性の良さです。
また、汗や皮脂で汚れても、洗えば再度使うことができます。
デスク作業をする際に、バンドが机やパソコンのキーボードに当たっても違和感がないので、ストレスなく着けることができますよ。
また、一度濡らすと乾くまでに時間がかかります。
料理中や皿洗いをする際は、外しておきましょう。
Nikeスポーツバンド/Nikeスポーツループ
引用:【Apple公式】Nikeスポーツバンド/Nikeスポーツループ
また機能面においては、Nikeスポーツバンドには小さな穴が複数あるため、高い通気性があります。
Nikeスポーツループの場合、機能は普通のスポーツループと同じですが、Nikeのロゴが入っているのでよりスポーツ好きの人におすすめできます。
レザーリンク
引用:Apple公式
マグネット式でサイズ調整もしやすく、一日中付けていても手首が疲れないフィット感があります。
また、革バンド特有の堅すぎる印象がなく、落ち着いたデザインに仕上がっています。
スーツはもちろん、服装によってはカジュアルな場面でも活躍可能です。
また、定期的に汚れを拭くなどの手入れをしなければいけません。
汗をかいたり、手首が濡れる料理・皿洗いをする際の使用は避けるようにしましょう。
ミラネーゼループ
引用:Apple公式
夏の暑い時期でも快適に着けることができ、ビジネススーツとの相性も良いので、サラリーマンの方には特におすすめのバンドです。
マグネット式でサイズ調整が細かく変更できる点や、特殊加工でバンドの表面が傷つきにくい点など、便利な仕様になっているのもおすすめポイントです。
また、冬にはバンドがひんやりと冷たくなるので、朝起きてすぐアップルウォッチを手に取る際も要注意です。
まとめ|3つのライフスタイルに合わせたバンドの選び方
今回はアップルウォッチの純正バンド全11種類を紹介しました。
そして、おすすめした純正バンドは上記の5つです。
最後に、純正バンド全11種類がそれぞれどの場面に合うのか、⭐5段階で以下の表にまとめました。
各シーンでバンドを使い分けたい方等は是非参考にしてください。
下記表のおすすめ度は「⭐」から「⭐⭐⭐⭐⭐」にて記載させていただいています。
ビジネス | カジュアル | スポーツ | |
ソロループ | ⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐ |
ブレイデッドソロループ | ⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐ |
スポーツバンド | ⭐ | ⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐ |
スポーツループ | ⭐ | ⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐ |
Nikeスポーツバンド | ⭐ | ⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
Nikeスポーツループ | ⭐ | ⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
レザーリンク | ⭐⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐ | ⭐ |
モダンバックル | ⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐ | ⭐ |
ミラネーゼループ | ⭐⭐⭐⭐ | ⭐ | ⭐ |
リンクブレスレット | ⭐⭐⭐⭐⭐ | ⭐ | ⭐ |
Hermèsバンド | ⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐ | ⭐ |
個人的にはバンドを数本持っておいて、各シーンに合わせて使い分けていく方法がオシャレだと思います。
この記事を機会に、あなたのアップルウォッチバンドも追加してみてはいかがでしょうか。
アップルの環境への取り組み
※Appleの目指す“カーボンニュートラル”を実現するため、Appleは9月13日、新製品発表イベント「Apple Event」にてレザー素材の製品を廃止し、独自に開発した新素材「ファインウーブン」を発表しました。掲載のレザー素材商品は現在Appleでは取り扱われていないため、中古でしか入手できません。