スマホを買った時、一緒にフィルムも勧められてなんとなく買っているという方も多い「ガラスフィルム」。
みんなが貼っているから貼っている、なんとなく必要そうだし貼っている、という方も多いのではないでしょうか。
そんな中、最近では「スマホフィルムは意味ない、必要ない」と言われることも多くなってきました。
意味がないなら、わざわざお金を出してフィルムを買う必要はないですよね・・・。
しかし、スマホにガラスフィルムは貼っておいた方が良い理由があるのです。
スマホを落とした時にガラスフィルムを貼っているのと貼っていないのとでは、本体の画面に傷がついたり、割れてしまったりする可能性が段違いです。
なぜガラスフィルムは意味がないと言われるのか、なぜ貼っておいた方が良いのかを詳しく見ていきましょう。
ガラスフィルムは意味ないと言われる理由4つ
- 最近のスマホは本体の画面が強くなってきている
- ガラスフィルムを貼っていても画面が割れてしまうことがある
- ガラスフィルムを貼ると画面の操作性が落ちることがある
- スマホケースと干渉してフィルムが浮いてくることがある
ガラスフィルムが必要だと言われる理由としては主に4つが原因として考えられます。
各原因について、引き続き掘り下げてご紹介します。
スマホ本体の画面が強くなってきている
最近のスマホは、本体の画面の強度が上がってきています。
最近のiPhoneであれば、初期のiPhoneよりも約4倍も落下に強い画面へと進化しており、乱暴な扱い方をしなければ傷がついたり割れたりすることはありません。
貼る保護フィルムの種類や強度によっては本体の画面よりも傷がつきやすいものや、衝撃に弱いものがあるので、逆に傷がつきやすくなってしまうということがあります。
特に安物のフィルムは品質が良くないものが多いので、貼り付けることにより画面の傷が多く見えてしまうことがあり注意が必要です。
参考:安物と高いスマホフィルムは何が違う?ネット上の口コミから紹介します
ガラスフィルムを貼っていても画面が割れてしまうことがある
ガラスフィルムは、正面からの衝撃には強く、貼っているガラスフィルムが割れるだけで済むことが多いです。
しかし、フィルムの端から斜めにかかる衝撃には弱いものが多いため、本体の画面まで割れてしまうことが多くあります。
そのため、「ガラスフィルムを貼っていたのに、落とした時に本体の画面まで割れた」という現象が起り、どうせ割れてしまうのならフィルムは意味がないと思われることが起ります。
ただし、フィルム自体を貼らないことによるデメリットも多数存在するため貼り付け可否は使用する方により異なります。
参考:スマホフィルムを貼らないとデメリットだらけ!貼った方が良い理由4つも解説
ガラスフィルムを貼っていると画面の操作性が落ちることがある
フィルムを貼ると、画面に厚みが出るため、操作性が落ちることがあります。
スマホでゲームをすることが多い人であれば、操作性が落ちることはストレスに感じることが多いでしょう。
貼っていない状態での操作に慣れている場合、貼ったことにより操作性が落ちたと感じることもあります。
厚さ自体もさまざまなので、操作性を重要視している場合、なるべく薄い物を貼ることで解決できる場合が多いです。
また、ガラスフィルムで感度が落ちてしまった際はフィルム自体の汚れや相性等が考えられるため、基本的には買い換えて様子を見ることがおすすめです。
参考:ガラスフィルムで感度が悪くなる理由8つを紹介【滑りが悪くなったと思う人必見】
スマホケースと干渉してフィルムが浮いてくることがある
ガラスフィルムが画面の端まで覆っている場合、スマホケースをつけると、干渉してしまい端が浮いてくることがあります。
浮いてくるとそのまま使いづらいので張り替えることになり、手間もかかってしまいます。
対処法としては小さめのサイズのフィルムを貼るか、干渉しないスマホケースを使用する等がおすすめです。
参考:ガラスフィルムとケースが干渉するのはなぜ?理由と対策を紹介!
ガラスフィルムが必要な理由3つ
スマホを落とした時に本体の画面が割れることを防げる
ガラスフィルムは正面からの衝撃には強くできています。
スマホを落とした時に本体の画面が割れることを防いでくれることが多いです。
手帳型のケースを使っているからフィルムなしで大丈夫と思っている方も多いようですが、スマホを使っている時は開いて使用していることが多いので、ケースが必ずしも画面を守ってくれるとは限りません。
一度割れてしまうと、修理に出す必要があり、手間や修理代がかかってしまいます。
貼っておけば必ず割れない、と言うことではありませんが、貼っておくだけで安心感は得られるので、貼っておくことをオススメします。
指紋や汚れから本体の画面を守れる
SNSを見たり動画を見たり連絡を取り合ったり、1日の中でスマホを使っている時間は非常に多くなってきています。
よく使っているということは、指の汚れや指紋がスマホによくついているということです。
頻繁に画面を拭いていても、次第に汚れが落ちにくくなってくることがあります。
買い換える時にスマホを下取りに出したり、中古ショップへ売却する場合は、キレイなまま使っているほうが高値で買い取ってくれます。
フィルムを貼っていれば、汚れが落ちなくなった時は張り替えればキレイにすることができるので、いつも清潔にスマホを使い続けることができます。
フィルムによってブルーライトカットやのぞき見防止が期待できる
フィルムは、ブルーライトカットやのぞき見防止の機能がついているものがあります。
頻繁にスマホを使っているけれど、ブルーライトカットの眼鏡は面倒という方はブルーライトカットの機能がついた物を貼っておけば、使用する頻度が高くても安心してスマホを使うことができます。
電車などでよくスマホを使う方であれば、隣からの視線が気になったことがある方も多いのではないでしょうか。
のぞき見防止機能がついたフィルムを貼っておけば、隣から覗かれる心配が減るので、安心ですよね。
他にも、光沢感が強く画面が見やすいタイプや衝撃に強いタイプ、菌がつきにくいタイプなど様々な効果を持ったフィルムがあるので、自分の目的に合ったフィルムを選べるのがうれしいですよね。
ガラスフィルムの選び方3選
硬度で選ぶ
ガラスフィルムには「硬度」という言葉がよく使われていることはご存知でしょうか。
商品のパッケージ等でよく見かけるのは「9H」や「10H」という表記です。
数字が大きいものほど、傷や割れに強いと言われているので、よく落とす、よくぶつける、いつもすぐに傷がついてしまうという方は、数字の大きいものを選ぶようにしましょう。
価格で選ぶ
ガラスフィルムは、いまや100均でも購入することができます。
100円のものは貼っていても気持ち的に心配だからある程度値段のする物を貼っておいた方が安心と思う方もいれば、ある程度傷から守ってもらえればいいので100円のものでも充分という方もいます。
高ければ良いというものではありませんので、自分の出せる金額、安心できる範囲を考えて選ぶと、頻繁に貼り替えてもストレスになりません。
特徴で選ぶ
画面を守る以外にも、スマホから発せられているブルーライトをカットしたいと考えている人や、のぞき見をされたくないという人、それぞれの使用目的は異なります。
画面を守るだけではなく、+αの効果も考えてフィルムを選ぶことで、貼っていない状態よりも快適にスマホを使用することができます。
まとめ|ガラスフィルムを貼る最大の理由は画面を守るため
スマホのガラスフィルムは貼っていても無意味だとの声が出てきていますが、実際には貼っておくべきだと言えます。
貼っておくと、スマホ本体を小さな傷から守れたり、落とした時の衝撃から守ってくれたりするので、日々安心してスマホを使うことができます。
今や生活に欠かせなくなったスマホを大切に長く使うために、ぜひ自分に合ったガラスフィルムを見つけて、画面を保護するようにしてください。
「どんなものを選べば良いのかわからない」という方は、別記事でおすすめのメーカーも紹介しているので是非参考にしてみてください。