- 液晶の故障や焼き付き
- 液晶漏れやバッテリーの膨張
目次
スマホの画面が一部変色する原因
液晶の故障
スマホに大きな衝撃が加わると液晶が故障してしまうことがあります。 なぜなら、強い衝撃が加わることによってスマホ画面が圧迫され液晶に影響を与えるからです。 スマホを落としたりポケットやカバンの中にスマホを入れていたりすると、液晶画面に負担がかかり故障の原因になります。 液晶が故障すると画面のフチが変色したように見えたり、画面の一部にインクをこぼしたように見えたりすることがあります。 また、スマホの液晶が故障してしまうとスマホ自体が誤動作を起こす原因となりますので故障時は早急に修理屋さんまで持ち込むのが適切です。 参考:スマホの液晶にある黒い影は画面の傷が原因!直し方も解説します液晶の焼き付き
スマホの液晶に強い衝撃を与えたおぼえがないのに、一部が変色したように見える場合は、 液晶の焼き付きが起こっていると考えられます。 液晶の焼き付きが起こる原因は以下の2つです。- ディスプレイの劣化
- 画面の輝度が高い
バッテリーの膨張
バッテリーの膨張とはバッテリーが液晶を圧迫しスマホが膨らんだように見える現象です。 バッテリーの膨張は、バッテリー内部の電解液が気化することで発生します。 また、バッテリーの劣化は充電と放電を繰り返すことで進行します。 充電と放電を約500回繰り返すとバッテリーの劣化が始まると言われており、一日1回充電していると1年半程度でバッテリーは寿命を迎えます。 劣化によるバッテリーの膨張によって画面に圧がかかり、一部が白く変色することがあります。 バッテリーの膨張を放置しておくと発火や爆発の恐れがあります。 バッテリー膨張によって内部にガスが充満し、発火や爆発を起こす可能性があります。 このような状態でスマホを使い続けるのは危険なので修理に出したほうが良いでしょう。液晶漏れ
液晶漏れが起こると、光の線が入ったり黒いシミができたりするなどの画面の一部が変色する現象が発生します。 線の色は虹色や黒など様々で、放置しておくと誤作動の原因になります。 液晶漏れはスマホの故障の中でも重度な故障で、画面だけでなくタッチセンサーにも影響することがあります。 そのため、液晶漏れが発生したらバックアップを取ってすぐに修理に出すのがおすすめです。 また、液晶漏れについてご存知ない方は別記事でも紹介しているので参考にしてください。 参考:スマホの液晶漏れって何?修理代はどれくらい?【治し方と対処法を紹介】一部変色した時の対処法
バックアップを取る
スマホの画面変色が起きた際はあれこれ対処する前に、データのバックアップを取っておきましょう。 液晶漏れが原因の場合、時間の経過とともにシミは拡大していきます。 最終的には画面全体がシミで覆われ、タッチ操作に反応しなくなる可能性があります。 そこまで液晶漏れが進行してしまうと、データのバックアップを取ることは不可能です。 そのため、スマホの画面が変色したときは必ずデータのバックアップを取っておきましょう。電源を切る
変色の原因が焼き付きである場合は、スマホの電源を切ってしばらく置いておけば直ることがあります。 また、焼き付きの進行を防ぐために画面消灯の時間を短くするのも良いでしょう。 5分ほどに設定しておくと、焼き付きを防ぐことができます。 それでも焼き付きが直らないときは、液晶の劣化が進んでいるため修理店での液晶交換が必要です。保護フィルムを貼る
液晶漏れが起きている場合は、画面に強い衝撃が加わることで液晶漏れがさらに悪化してしまいます。 液晶漏れを起こしている状態で、スマホを落としたり踏みつけたりすると変色によるシミが拡大してしまう可能性があります。 液晶漏れによる画面の変色を少しでも遅らせるために、保護フィルムを貼ると良いでしょう。 ただし、これはあくまでも応急処置であり根本的な解決ではないことに注意して下さい。正規店・非正規店に修理依頼をする
スマホ画面が一部変色してしまった原因を自分で把握することは難しいです。 そのため、スマホ画面の変色が起こったら修理業者に相談・依頼することがおすすめです。 修理業者には正規のものと非正規のものがあります。
正規のメリット・デメリット
- 確実性が高い
- 修理に時間がかかる
- 価格が高い
非正規のメリット・デメリット
両者のメリットとデメリットを比較して、納得できる修理業者に出すと良いでしょう。
- 価格が安い
- 修理に時間がかからない
- 正規に比べると確実性が低い
【まとめ】スマホ画面の一部変色は物理的な故障を疑う
今回はスマホ画面の一部変色の原因と対処法をお伝えしてきました。 結論として、最も安全な解決策はバックアップを取ってから修理に出すことです。- 画面の損傷
- 画面の焼き付き
- バッテリーの膨張
- 液晶漏れ